ホームウェアプロテクションの驚異の保証範囲
  • 2021年8月7日
  • 2021年8月5日
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アメプラの付帯保険「ホームウェアプロテクション」の驚異の保証範囲

ホームウェアプロテクション」はアメックスプラチナに付帯する保険サービスです。

カード会員が保有する製品に損害が生じた場合、購入金額を最大100%保証してくれます。

家電製品やパソコン、時計など幅広い製品が対象な上、アメックスプラチナで購入していない製品もサポートしてくれます。

アメックスプラチナを持っていれば、大切なものが故障しても安心です。

本記事ではホームウェアプロテクションの条件や保証製品、保証を受ける際の必要書類について解説します。

ホームウェアプロテクションの特徴
  • カード会員(家族会員含む)が所有する製品の損害を保証
  • アメックスプラチナで購入していないものも対象
  • 購入金額の50~100%を保証
  • 家電製品やパソコン、時計、カメラなどが対象
  • 利用する際は東京海上日動火災保険に電話で連絡
  • レシートや保証書などの必要書類を控えておく

※本記事の価格は全て税込みです。

ホームウェアプロテクションの概要

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

ホームウェアプロテクションはアメックスプラチナ会員が所有している製品に対し生じた損害を保証してくれるサービスです。

サービス概要をまとめました。

ホームウェアプロテクションの概要
  • 保証を受けられる人
    アメックスプラチナの基本カード会員及び家族カード会員
  • 保証される事故内容
    火災、盗難、破損、水濡れなどの偶然な事故
  • 保証限度額
    年間で50万円(ワランティープラスと合算)

ホームウェアプロテクションはアメックスプラチナの基本会員はもちろん、家族カード会員も対象です。

保証される事故内容は火災、盗難、破損、水濡れなどの偶然な事故です。(自然故障については「ワランティープラス」という別の保証が適用されます。)

特筆すべきは、条件を満たせばアメックスプラチナで購入していない、現金や他のカードで購入した製品も対象となる点です。

他社のショッピング保険とは比べ物にならない手厚さですね。

実際の保証額は製品の利用期間によって変動します。

購入日からの経過補償の割合
6ヶ月以内購入金額の100%
1年以内購入金額の90%
2年以内購入金額の80%
3年以内購入金額の70%
4年以内購入金額の60%
4年超購入金額の50%

なんと購入から何年過ぎても購入金額の50%を下限に保証してくれます!

アメックスプラチナの年会費は143,000円ですが、自宅にある大切な身の回り品や家財道具を半永久的に補償してもらえると考えれば安いくらいですね。

なお、保証限度額はワランティープラスと合わせて年間50万円までです。また、基本カード会員と家族カード会員で合算されます。

例えば基本カード会員だけで上限に達した(50万円の保証を受けた)場合、その年は家族カード会員も利用できません。

ワランティープラスとの違い

アメックスプラチナにはワランティープラスという保証サービスも付帯しています。

ホームウェアプロテクションとワランティープラスの違いをまとめました。

項目ホームウェアプロテクションワランティープラス
保証される事故内容火災、盗難、破損、水濡れ自然故障
保証内容購入金額の50~100%を保証保証期間を2年延長し、修理費用を保証
アメックスプラチナで購入していない製品対象対象外
保証期間保証期間の定めなしメーカー保証期間終了後2年間

ホームウェアプロテクションは火災、盗難、破損、水濡れによって損害が起きた際に「購入金額」を期間の定めなく保証してくれます。

対してワランティープラスはメーカー保証を2年延長する保証サービスです。

自然故障によって製品を修理した場合の修理費用を保証してくれます。

ワランティープラスの保証適用期間は以下のとおりです。

  • 購入から1年:メーカー保証
  • 1年~2年:ワランティープラス保証
  • 2年~3年:ワランティープラス保証
  • 3年~4年:なし

つまり、ワランティープラスでは製品購入から3年を経過すると保証を受けられません

ホームウェアプロテクションとワランティープラスは、以下のように使い分けてください。

  • 火災、盗難、破損、水濡れで故障
    ホームウェアプロテクション
  • 購入から3年以内かつ自然故障
    ワランティープラス

その他保証対象製品や条件などはほぼ同じですが、ワランティープラスはアメックスプラチナで決済していない商品には適用されません。

ホームウェアプロテクションの保証対象製品

チェックリスト

ホームウェアプロテクションの具体的な保証対象製品は以下の通りです。

ホームウェアプロテクションの保証対象製品
  • 家電製品
  • パソコン
  • ワープロ
  • 時計
  • カメラ
  • 電話機(携帯・スマホ除く)
  • その他の電化製品

幅広い製品が対象に含まれます。

ただし、今や生活必需品の1つでもあるスマホ・携帯電話は対象外です(スマホの保証は後述)。

iPadなどのタブレットはスマホに近い製品ですが、ホームウェアプロテクションの対象に含まれます。混同しないよう注意してください。

また、ホームウェアプロテクションを利用するには以下の条件も満たす必要があります。

ホームウェアプロテクションの保証を受ける条件
  • 国内で有効なメーカー保証が1年であること
  • 国内で修理可能な製品であること
  • 損害額が5,000円以上であること

メーカー保証が1年でない商品(例えば2年など)や海外でしか修理できないものは保証を受けられません。

たとえば国内でも人気のダイソンの製品は、海外メーカーである上メーカー保証が2年です。

つまりダイソンの製品は万一の事態にホームウェアプロテクションを使えないわけです。

また、損害額が5,000円以上であることも条件です。安価な製品は保証を受けられない設計となっています。

ホームウェアプロテクションの保証対象外製品

ApplePayでできないこと

次のような製品はホームウェアプロテクションの保証対象外です。

ホームウェアプロテクションの保証対象外製品
  • メーカー保証がない、または保証期間が1年以外の製品
  • 日本国内で修理不可能な製品
  • 中古品及び転売を目的として購入された製品
  • プリンターやコード、バッテリーなど製品本体に付属して使用する製品
  • ラジコン模型およびこれらの付属品
  • 宝石、貴金属、コンタクトレンズ、眼鏡、サングラスなどの装身具類および衣服
  • 船舶(ヨット、モーターボート、水上バイク、ボート、カヌーを含む)およびその付属品
  • 航空機、自動車、自動二輪車、原動機付自転車、自転車、雪上オートバイ、ゴーカートなどの原動機付乗用具およびこれらの付属品
  • 土地、建物及び建物の一部を構成する物
  • 飲食物、動物および植物
  • 業務用機器

上記の商品は他の条件を満たしていてもホームウェアプロテクションによる保証は受けられません。

また、保証対象製品であっても次のような場合は対象外になります。

  • メーカー保証の対象となる場合
  • メーカー保証において明記されている保証範囲外の事由による故障
  • 製品の自然消耗、摩擦、さび、かび、腐敗、変質、変色、その他類似の事由による故障、損傷及び損害
  • メーカーリコールまたはメーカーが取り替えを認めたとき
  • 本保証サービス以外の保証書または保険などによって、保証対象製品の修理対象となる故障、損傷及び損害
  • 地震、津波、噴火、置き忘れ、紛失、遺失に起因する故障、損傷及び損害
  • 業務用途での使用の場合
  • カード会員が引渡しを受ける前に当該保険の目的に生じた損害
  • 保険の目的の配送中に生じた損害
  • 製品の使用上の誤り及び不当な修理や改造により生じた故障、損傷及び損害
  • 修理費用(部品代、工賃、出張費※)以外の費用
    ※出張費についてはメーカー保証において出張修理対象製品の場合のみ対象
  • 製品の故障及び事故に起因して生じた対人、対物被害及び製品の使用の阻害によって生じた損害
  • 故意、重過失に起因する故障、損傷及び損害
  • 詐欺、横領に起因する損害
  • プラチナ・カード会員の資格を失った場合

ホームウェアプロテクションは火災、盗難、破損、水濡れによる偶然な事故による損害を保証します。

自然摩耗や故意による破損、紛失、災害による故障などは対象外です。

メーカー保証の対象となる場合はメーカー保証が優先され、ホームウェアプロテクションは適用されません。

また、アメックスプラチナを解約して会員資格を失った場合も対象外です。

アメックスプラチナに付帯している保証サービスなので当然と言えますね。

ホームウェアプロテクションの使い方

電話をかける男性

ホームウェアプロテクションを利用する流れは以下の通りです。

  1. 東京海上日動火災保険に電話で連絡
  2. 保険金請求書が届く
  3. 保険金請求書と必要書類を返送する
  4. 保証金の受け取り

ホームウェアプロテクションの連絡先はアメックスではなく、引受保険会社である東京海上日動火災保険です。

保証を受ける際は東京海上日動火災保険に直接連絡します。

東京海上日動火災保険株式会社

連絡先:0120-870720
受付時間:9時15分~17時まで(土日祝休)

製品が故障した際はなるべく速やかに連絡してください。連絡後、折り返しで保険金請求書が送られてきます。

保険金請求書に必要事項を記入し、必要書類と一緒に返送してください。

必要書類は以下の通りです。

  • メーカー保証書
  • 売上票
  • 領収書
  • 損害を立証するための必要な書類(罹災証明、盗難届出済証明書、修理見積書、あるいは請求書など)
  • 写真
  • その他関係書類

上記のすべての書類が必要なわけではなく、ケースバイケースです。

電話で連絡した際にも必要書類の指示があるので、しっかり聞いておきましょう。

保証書や購入時の領収書は必要となる可能性があるため、意識して万一に備え保管しておくのがおすすめです。

書類の返送先は以下の通りです。必要書類は故障・事故発生日から30日以内に提出してください。

書類返送先

〒100-8050 東京都千代田区丸ノ内1-2-1
東京海上日動火災保険株式会社
本店損害サービス部
アメリカン・エキスプレス・ワランティー・プラス
ホームウェア・プロテクション係

ホームウェアプロテクションの注意点

ホームウェアプロテクションの注意点は以下の通りです。

ホームウェアプロテクションの注意点
  • 連絡できるのは平日の日中のみ
  • スマホの故障はスマートフォンプロテクションを活用する

スマホの故障はスマートフォンプロテクションを活用

フリーステイギフト使い方

すでに説明した通り、スマホの故障はホームウェアプロテクションの対象外です。

スマホが故障した場合はスマートフォンプロテクションを利用してください。

スマートフォンプロテクションはスマホが故障した際に最大10万円まで保証してくれるサービスです。

2021年4月より新たにアメックスプラチナの特典として加わっています。

スマートフォンプロテクションの概要
  • 保証を受けられる人
    アメックスプラチナの基本カード会員本人のみ
  • 保証内容
    偶然の事故でスマホが破損した際の修理費用または同等品の調達費用を保証
  • 保証の条件
    ①対象スマホの通信料をカードにより直近3回連続で支払っていること
    ②購入後24ヶ月以内であること
  • 保証期間
    4月1日午前0時より1年間
  • 保証限度額
    年間で10万円(1回の事故につき自己負担額が1万円)

スマホが対象外というホームウェアプロテクションの弱点をうまくカバーしていますね。

ただし、ホームウェアプロテクションと違って家族会員は保証を受けられないので注意してください。

連絡できるのは平日の日中のみ

ホームウェアプロテクションの連絡ができるのは平日の日中(9時15~17時)のみです。

土日祝日や早朝、深夜などは連絡できません。

日中忙しいサラリーマンなどはうまく隙間時間を見つけて電話してください。

ホームウェアプロテクションは卓越した保証サービス

以上、ホームウェアプロテクションの内容や保証を受けるための条件について解説しました。

ホームウェアプロテクションの特徴
  • カード会員(家族会員含む)が所有する製品の損害を保証
  • アメックスプラチナで購入していないものも対象
  • 購入金額の50~100%を保証
  • 家電製品やパソコン、時計、カメラなどが対象
  • 利用する際は東京海上日動火災保険に電話で連絡
  • レシートや保証書などの必要書類を控えておく

家電製品やパソコン、カメラなど幅広い製品の損害を保証してくれます。

保証期間の定めもなく、条件さえ満たせば4年以上前に購入した製品も対象です。

しかも、アメックスプラチナ以外の支払い方法で購入した製品も保証されるという手厚さは驚きです。

大切な身の回り品や家電製品を万一の事態に備えたいなら、アメックスプラチナに加入する価値は大いにあるでしょう。

アメックスプラチナには、ホームウェアプロテクション以外にも豪華なサービスが目白押しです。

年会費は143,000円と高額ですが、特典をフル活用すれば年会費以上の価値が得られる優秀な1枚ですよ。