毎月様々なクレジットカードでポイントの還元率が倍増するキャンペーンを行っていますが、多くはエントリーが必要だったり、何かしらの手続きが必要だったりします。
「キャンペーンに応募し忘れてしまった」「利用前にエントリーしていなかった」など悔しい思いをしたこともあるでしょう。
この記事では、誕生月に利用するだけでポイントが3倍獲得できるライフカードについて、詳しく解説します。
いつも通りカードを使うだけでポイントが倍増されるのはとてもお得ですよね。ぜひ最後までご一読ください。
- ライフカードの年会費は永年無料
- お誕生月の利用は手続なしでポイント3倍
- 「モバイルSuica」へのチャージでもポイントが貯まる
- トッピングサービスの追加で旅行保険を付帯できる
- 家族カードにはお誕生月特典がつかない
- 自動的に5年間ポイントが有効になるわけではない
- 旅行保険付帯サービスがない
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | 三井住友カード(NL) | JCB CARD W | dカード GOLD | New! JCBカード S | JCBゴールド | 楽天プレミアムカード | セゾンプラチナ・ビジネス アメリカン・エキスプレス(R)・カード | リクルートカード | アメックスグリーン |
年会費 (税込) | 永年無料 | 無料 | 11,000円 | 無料 | 11,000円(税込) 初年度無料 | 11,000円 | 22,000円 条件付きで11,000円 | 無料 | 月会費制1,100円/月 (年合計13,200円) |
還元率 | 0.5%~7%※M1 | 1.00%~10.50%※J1 | 1.0%~10% | 1.00%~10.50%※J1 | 1.00%~10.50%※J1 | 1.0%~5.0% | 0.5%〜1.0% | 1.2%~4.2% | 0.3%~1.0% |
国際ブランド | Visa、Mastercard | JCB | Visa、Mastercard | JCB | JCB | Visa、Mastercard、 JCB、American Express | American Express | JCB | American Express |
キャンペーン | 新規入会&条件達成で 最大5,000円分 プレゼント 2024年11月1日~2025年2月2日 | 新規入会 +Amazon利用で最大12,000円 キャッシュバック 2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)まで | 新規入会&利用 +公共料金などすべて支払い 最大11,000ポイント プレゼント 2024年6月1日(土)〜 | 新規入会 +Amazon利用で最大15,000円 キャッシュバック 2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)まで | 新規入会 +Amazon利用で最大23,000円 キャッシュバック 2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)まで | 新規入会& 1回利用で 5,000ポイント プレゼント | 最大6,000円相当 プレゼント | 合計35,000ポイント プレゼント |
|
申込対象 | 18歳以上 (高校生を除く) | 18歳以上39歳以下 | 18歳以上 | 18歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 個人の方も申込可能 | 18歳以上 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 |
発行スピード | 最短10秒
| 最短5分※J1 | 最短5営業日 | 最短5分※J1 | 最短5分※J1 ※オンライン口座設定が必要。 | 最短3営業日 | 最短3営業日 | 1~2週間 | 1~3週間 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ライフカードの特徴・基礎知識
ライフカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5%~1.5% |
マイル | 0.25%~0.75% | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし(付帯型も選べる) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 無料 ※ETCカードの利用がなかった翌年度は1,100円 ※一部提携カードは550円 |
|
ポストペイ型電子マネー | iD | |
国際ブランド | Visa、JCB、Mastercard | |
発行会社 | ライフカード株式会社 | |
発行期間 | 最短2営業日 |
ライフカードの特徴をまとめると、次のようになります。
- 年会費永年無料
- 発行されるまで最短3営業日
- ポイントが最大5年間有効
順に解説します。
年会費永年無料
年会費が有料のカードは、どれくらいポイントを獲得すれば年会費の元が取れるか考えてしまうこともあります。
ライフカードの年会費は、入会初年度だけではなく永年無料です。
年会費の引き落とし月や年会費分のポイントなどを全く気にする必要がありません。
発行されるまで最短3営業日
クレジットカードの新規発行は、早くても1週間くらいかかるカードがほとんどです。
しかしライフカードはオンラインで申し込めば、最短3営業日のスピード発行が可能です。
オンライン申込には「申込時に支払口座の設定をする方法」と、「カード到着時に顔写真付きの身分証明書で本人確認をする方法」の2パターンがあります。
なお、3営業日とは土日祝・年末年始を除く、平日の月曜日〜金曜日のことです。
ただし、最短3営業日で発行してもらうためには次のような条件があります。
- 正午までに申し込みの入力を完了させる
(入力完了が正午を過ぎると翌営業日扱いになります) - カードの申込者と支払口座の名義人が同一である
- 支払口座のインターネットバンキング契約が必要な場合、完了している
オンラインでの申し込みができない場合は、資料請求フォームから入会申込書を請求し、本人確認書類とともに郵送する方法もあります。
郵送申し込みの場合は、カード到着まで2〜3週間くらいかかると言われています。
ポイントが最大5年間有効
ライフカードでは、利用金額1,000円で1ポイント貯まります。
最初の1年間で貯まったポイントは、特に手続きを取らなくても翌年まで有効なので、2年間は有効です。
しかしライフカードは「ポイントの繰り越し」を行うと、有効期限を最大3年間まで延長することができます。
つまり、最大で5年間ポイントが有効なのです。
ほとんどのクレジットカードでポイントの有効期限は1年間に設定されています。その点最大5年間有効なのはありがたいですよね。
なお、ライフカードのポイントは1,000円以下の利用分にも100円単位(=0.1ポイント)で付与されているので、1,000円以下の会計でも無駄になりません。
次項から、ライフカードの優待特典について詳しく解説します。
ライフカードのメリット・優待特典
ライフカードはエントリー不要のキャンペーンや、持っているだけで優待が受けられるサービスが豊富にあります。
ライフカードの利用で得られるメリットは、次のようなものがあります。
- お誕生月はポイント3倍
- 入会初年度はポイントが1.5倍
- 「モバイルSuica」へのチャージでもポイントが貯まる
- 年間利用額に応じてポイントがアップする
- ネットショッピングで「L-Mall」を経由するとポイント最大25倍
お誕生月はポイント3倍(還元率1.5%)になる
ライフカードの大きな特徴の一つに、お誕生月の利用はポイント3倍というものがあります。
ライフカードは1,000円で1ポイント貯まりますが、1ポイント5円分の価値なので還元率は0.5%と標準的で高くはありません。
しかし、お誕生月に利用すると3倍(還元率1.5%)になり、他のクレジットカードと比べてもかなり高くなります。
年会費無料で還元率が1.5%にもなるカードはほとんどありません。お誕生月特典のためにライフカードを取得する方も多いようです。
お誕生月を狙って、海外旅行を予約する、家電を買い換える、公共料金を年払いするなど大きな買い物を集中させれば、かなりのポイントを稼ぐことができます。
入会初年度はポイントが1.5倍(還元率0.75%)になる
ライフカードには、入会してから1年間はポイントが1.5倍(還元率0.75%)になります。
これは入会してから1年間はずっと、利用金額1万円で10ポイントのところ15ポイントになるということです。
さらにお誕生月は3倍になる特典と重複すると、以下のようになります。
(10,000円×0.1%×1.5倍)+(10,000円×0.1%×3倍)= 45ポイント
となります。
「モバイルSuica」へのチャージでもポイントが貯まる
電子マネーが普及する以前は、クレジットカードから電子マネーへのチャージでポイントがもらえるカードも多くありましたが、次第にその数も減りました。
ライフカードも、次のような場合はポイント付与の対象外とされています。
- 一部の電子マネー(楽天Edyやnanacoなど)へのチャージ
- ETCカード利用分
- ライフカードで販売するJCBギフトカードの購入分 など
しかし、ライフカードは「モバイルSuica」へのチャージでもポイントが貯まります。
どんなカードでもモバイルSuicaへのチャージでポイントが貯まるわけではないので、有効に活用したいです。
もちろんお誕生月にモバイルSuicaにまとめてチャージすれば、通常の3倍のポイントが付与されます。
年間利用額に応じてポイントがアップするステージ制のプログラムがある
ライフカードには、年間利用額に応じてポイントが倍増するステージプログラムがあります。
- 50万円未満(レギュラー)
ポイント1倍 - 50万円以上(スペシャル)
ポイント1.5倍 - 100万円以上(ロイヤル)
ポイント1.8倍 - 200万円以上(プレミアム)
ポイント2倍
ネットショッピングで「L-Mall」を経由すると最大25倍のポイント
ネットショッピングでライフカードで決済する場合、普通にサイトを開いて購入すると還元率は0.5%のままです。
しかし、ライフカードのショッピングモール「L-Mall」を経由すれば、ポイントが最大25倍までになります。
L-mallから経由できる人気のネットショップは、次のようなお店です。
- 楽天市場…2倍
- Yahoo!ショッピング…2倍
- DHCオンラインショッピング…2倍
- じゃらんnet…3倍
- ベルメゾンネット…2倍
- 【さとふる】ふるさと納税サイト…3倍
- イトーヨーカドーネット通販…3倍
- Apple公式サイト…2倍 など
楽天市場やYahoo!ショッピングのような商品数が豊富なサイトの利用で、L-mallを経由するだけでポイントが倍増するのは嬉しいですね。
この他ライフカードには、海外旅行をサポートする会員専用の現地窓口「LIFE DESK」を利用できるサービスや、カードの紛失や盗難等による不正利用を保障してくれる制度もあります。
ライフカードのデメリット
ライフカードを使う上でのデメリットはどのようなものがあるか、を考えてみます。
- 家族カードにはお誕生月特典がつかない
- 自動的に5年間ポイントが有効になるわけではない
- 旅行保険付帯サービスがない
家族カードにはお誕生月特典がつかない
ライフカードは、家族カードを入会金・年会費無料で発行することができます。
ただし、家族カード会員はお誕生月ポイントの対象ではありません。
家族カード会員の誕生月は、お誕生月ポイント対象ですか?
お誕生月ポイントの対象月は、本(親)カード会員の誕生月のみです。
家族カード会員の誕生月は対象ではございませんので、何卒ご了承ください。
※本カード会員の誕生月内は家族カード利用分もお誕生月ポイントの対象です。
自動的に5年間ポイントが有効になるわけではない
ライフカードのポイントは最大5年間まで有効になりますが、獲得してから何もしないと2年間で失効してしまいます。
ポイントの有効期限を5年間まで延ばすには、会員専用サイト「LIFE-Web Desk」でポイントの繰り越し手続を行う必要があります。
旅行保険付帯サービスがない
ライフカードは、年会費永年無料のクレジットカードとしては充実したサービス内容です。
しかし旅行が好きな方にとっては、ライフカードには旅行先での事故や怪我などを補償する、旅行保険の付帯サービスがないことに不満を感じるかもしれません。
次項では、旅行傷害保険が付いたライフカードについて解説します。
ライフカードの年会費が1,375円になるケース
年会費が無料のライフカードには、国内外への旅行保険が付帯されていません。
しかし、年会費1,375円の「トッピングサービス」の利用で、手持ちのライフカードに旅行保険を付帯させることができます。
ライフカードのトッピングサービスとは
トッピングサービスは、車のトラブルなどに駆けつけてくれるロードサービスや、ドクターに健康相談ができるサービスなどを自由に組み合わせて追加することができます。
そのトッピングサービスには、国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険・ショッピング保険などがあります。
ライフカードの海外・国内旅行傷害保険の補償内容は次のとおりです。
最高保険金額 | 海外旅行 | 国内旅行 |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 (自動付帯) | 1,000万円 (利用付帯) |
傷害治療費用 | 200万円 | なし |
疾病治療費用 | 200万円 | |
救援者費用 | 200万円 | |
個人賠償責任 | 2,000万円 (免責金額なし) |
|
携行品損害 | 20万円 (免責金額1事故3,000円) |
ショッピング保険(ショッピングプロテクション)とは、カードを利用して購入した商品が破損したり、盗難にあった場合などに補償される、動産総合保険です。
ショッピング保険では、年間300万円、1事故あたり5,000円を限度として、商品の購入日から1年間補償を受けられます。
また車に搭乗中、シートベルトを着用して事故にあった場合、死亡・重度後遺障害で200万円補償される「シートベルト傷害保険」も付帯されています。
ライフカード<旅行傷害保険付き>とは
ライフカードには、最初からこれらの旅行保険が付帯されている「ライフカード<旅行傷害保険付き>」もあります。
旅行傷害保険付きカードは、海外・国内旅行傷害保険の他、シートベルト傷害保険と、カードの紛失・盗難による不正使用を保障してくれる「カード会員保障制度」もついています。
年会費はトッピングカードと同じ1,375円ですが、初年度の年会費は無料になります。
旅行保険が付帯されているカードを希望するなら、こちらのほうがお得かもしれません。
またライフカードのポイント交換特典に「年会費無料コース」もあります。
こちらは170ポイントで交換可能になり、適用すると1,375円の年会費を無料にすることができます。
ライフカードの審査
ライフカードは年会費が永年無料でとても使いやすいクレジットカードですが、入手するには必ず審査が必要です。
クレジットカードの審査基準を公表しているカード会社はほとんどありませんが、ライフカードの申込資格はこのように公表されています。
お申込資格
日本国内にお住まいの18歳以上(但し高校生を除く)で、電話連絡が可能な方。
※未成年の方は親権者の同意が必要です。
ライフカードは18歳以上であれば、パート・アルバイトや専業主婦でも申し込むことができます。
専業主婦ですがカードの申込みできますか?
お申込みいただけます。専業主婦(配偶者に収入のある方)の方がカード申込みされる際は、お勤め先情報を主婦でご入力ください。
※お勤め先情報に、配偶者の勤務先を入力する必要はございません。
パート・アルバイト、専業主婦では申込みが不可能なカードは、申込者本人に高い収入がないと申込資格がなく、入手しにくいことが多いです。
ですが、ライフカードなら18歳以上であれば誰でも申し込むことができるので、比較的入手しやすいでしょう。
ライフカードの審査に通りやすくするコツ
必ず誰でも審査に通るわけではありませんが、少しでもライフカードを入手しやすくするために、心がけておくべきコツを解説します。
- 過去にカードやローンの返済で延滞を繰り返していないか確認する
- 前回の申込みから6ヶ月以上空ける
- 申込みに虚偽記載がないか確認する
- キャッシング枠を希望しない
クレジットカードの審査に落ちる一番の原因は、過去に他のカードやローンの返済で長期間の延滞がある場合、あるいは延滞を繰り返している場合です。
クレジットカードの審査では、必ず「CIC」や「JICC」などの信用機関に申込者の信用情報を確認します。
信用情報機関には申込者の信用情報(カードやローンの支払状況など)が記録されています。
ここに長期間の延滞などが記録されていると、審査に通るのは難しくなります。
もしも信用情報が心配な場合は、他のクレジットカードや携帯電話の支払いで返済記録(クレヒス)を積んでから申し込むと良いでしょう。
また短期間にクレジットカードの申込みを何度も繰り返すと、なかなか審査に通らなくなります。
申込みに虚偽記載があっても、当然審査に通りません。
さらにキャッシング枠を希望せず、「0」で申請すると審査に通りやすくなります。
キャッシング枠は、ショッピング枠と別に審査されるので時間もかかりますし、ショッピング枠の審査に通ってもキャッシング枠の審査に通らないことがあり得るためです。
ライフカードがおすすめなのはこんな方
- 年会費は永年無料で使いたい方
- なるべく早くカードを発行してほしい方
- ネットショッピングを頻繁に利用したい方
- 大きな出費はひと月にまとめて行いたい方
ライフカードは、初年度だけでなく2年目以降も年会費が無料で使えるのはやはりメリットです。
ネットショッピングで「L-Mall」を経由すれば、いつもの買い物でポイントが倍増します。
さらにお誕生月の利用はポイント3倍で、還元率1.5%の高還元率になります。
大きな出費は誕生月に集中させれば、大きくポイントを稼げます。
「モバイルSuica」へのチャージでもポイントが付くので、お誕生月にまとめてチャージすればかなりお得です。
ネットで申し込んで支払口座の設定まで済ませれば、最短3営業日でスピード発行できます。なるべく早くカードが欲しい方にはありがたいですよね。
ライフカードは年会費が無料な上に、還元率が1.5%は見逃せません。ぜひチェックしてください。