「dカードの締め日っていつなんだろう?」「支払い日って何日だったかな?」
このように、dカードの締め日や支払い日が何日なのか、つい忘れてしまいがちですよね。
ほかのクレジットカードも利用している方ならなおさら、日にちの管理は難しいものです。
しかし、支払い日をきちんと把握していないと、残高不足で引き落としができないという事態になりかねませんし、後に大きなリスクを負うことにもなってしまいます。
ここでは、dカードの締め日と支払い日を確認するとともに、引き落とし時に残高不足だった場合どうなるのか、対処法や注意点などをご紹介していきます。
- dカードの締め日は毎月15日、支払日は翌月の10日
- 締め日や引き落とし日は変更できない
- 残高不足でも再引き落としが行われるが、引き落とし日は金融機関によって異なる
- 引き落としができないとその日から利用停止になる
- 引き落とし不可のときは、dカードセンターに電話で支払い方法を確認する
年会費 | 永年無料 | 追加カード | ETCカード/家族カード |
---|---|---|---|
還元率 | 1.00%~ | ポイント | dポイント |
マイル | JAL | 付帯保険 | ショッピング |
電子マネー | iD | スマホ決済 | Apple Pay |
dカードの毎月の締め日と支払い日
- 締め日は15日・支払い日は翌月10日
- 締め日・引き落とし日は変更できない
- ボーナス払いの引き落とし日は利用日に応じて変わる
dカードを利用していくうえで、毎月の締め日と支払い日はしっかりと押さえておかなくてはなりません。
締め日を知ることで利用金額がはっきりわかりますし、支払い日を守ることで支払い遅延を防ぐことができます。
締め日は15日・支払い日は翌月10日
dカードの締め日は毎月15日、支払日は翌月の10日と決められています。
たとえば、9月16日から10月15日の間の利用分は10月15日で締められて、11月10日に支払う、という流れになります。
「残高不足で引き落としができない」といった事態を避けるためには、支払日の前営業日までに引き落とし口座にお金を入金しておかなくてはなりません。
なお、引き落とし日が土日祝日の場合は、金融機関の翌営業日に引き落としが行われることになります。
もし、引き落としができなかった場合は、「再引き落とし」が行われます(後に詳しくご紹介します)。
締め日・引き落とし日は変更できない
お給料日の都合などで、締め日や引き落とし日を変更したいと考える方もいると思いますが、残念ながら変更することはできません。
なお、引き落とし日が土日祝日の場合は翌営業日になるとご紹介しましたが、締め日は土日祝日に関わらず固定なのであわせてご注意ください。
ボーナス払いの締め日と引き落とし日
dカードには、「ボーナス払い」という支払い方法もありますが、通常利用時の締め日と引き落とし日とは異なります。
種別 | 利用期間 | 引き落とし日 |
---|---|---|
夏のボーナス | 12月16日から翌年6月15日 | 8月10日 |
冬のボーナス | 7月16日から11月15日 | 翌年1月10日 |
このように、ボーナス払いを利用した期間によって引き落とし日が決まります。
利用日と引き落とし日が離れているので、引き落とし日を忘れないように気をつけましょう。
なお、一括払い同様引き落とし日が土日祝日だった場合は翌営業日になります。
dカードの再引き落とし
- 残高不足で引き落としができない場合、再引き落としが行われる
- 再引き落とし日は金融機関によって異なる
- 再引き落としは「支払い遅延」扱いとなり個人信用情報にキズがつく
dカードの引き落とし日は利用月の翌月10日になりますが、「入金をし忘れた」といった理由で引き落としができないこともあります。
「どうしよう!」と焦ってしまうかもしれませんが、dカードでは「再引き落とし」が行われます。
ただし、再引き落とし日は金融機関によって異なるので、あらかじめ確認しておくと安心です。
そして、気を付けていただきたいのは、再引き落としは「支払い遅延」として扱われてしまう点で、dカードの利用履歴に「延滞」として記録されてしまいます。
再引き落とし日は金融機関によって異なる
dカードの再引き落とし日は金融機関ごとに異なり、また、支払い方法にも違いがありますので、以下に表でまとめました。
金融機関名 | 支払い方法 |
---|---|
みずほ銀行 | 月末まで、毎営業日引き落としが行われる |
三菱UFJ銀行 | |
三井住友銀行 | |
りそな銀行 | |
埼玉りそな銀行 | |
横浜銀行 | |
ゆうちょ銀行 | 20日に再引き落とし |
その他 | 指定口座へ振込み(支払い日の3~5営業日に届く通知文で確認する) |
再引き落としについては、支払い日の3~5営業日後に未払い通知書が届きますが、もし6営業日が過ぎても届かない場合は、以下に問い合わせてください。
0570-783-890
営業日:平日、土日および国民の祝日(年末年始を除く)
営業時間:8:15~20:45
再引き落としは「支払い遅延」扱いとなる
dカードの支払い日に引き落としができなくても、再引き落としをしてくれるとわかると、つい安心してしまいがちです。
しかし、再引き落としは「支払い日にきちんと支払っていない」ことには変わりがないので、「支払い遅延」扱いとなってしまいます。
支払い遅延として扱われると、個人信用情報に「滞納」として記録が残されます。いわゆる「個人信用情報にキズがついた」状態になってしまいます。
そうなると、新たにクレジットカードやローンなどを申し込むときに審査に通るのが難しくなります。
そのため、支払い日当日にきちんと引き落としできるようにしておくことが大事です。
dカードの引き落としができない場合に起こること
- 引き落とし日から利用停止になる
- 契約内容の変更や、最悪の場合は強制解約になることも
dカードの引き落としができないと、個人信用情報にキズがつくと紹介しましたが、dカードはそのまま使うことができるのか気になりますよね。
実は、支払い日に引き落としができないと、その日からカードが利用停止になります。
さらに、翌月以降も支払いしないままにしておくと強制解約となるおそれがあります。
では、引き落としができなかった場合に起こり得ることについて確認していきましょう。
引き落とし日から利用停止になる
dカードの支払い日に残高不足で引き落としができないと、原則としてその日からカードの利用が停止されます。
その後、入金が確認できるまでカードは利用できないままとなります。
振込による入金の場合、確認がとれるまで数日かかることもあるため、不便な思いをすることになるかもしれませんね。
さらに、場合によっては遅延損害金を支払うよう求められることもあります。
入金後、いつから利用再開できるかを知りたい方は、先に紹介した「ニッテレ債権回収株式会社(0570-783-890)」に電話を掛けて問い合わせてみましょう。
翌月以降も支払いできないと強制解約されることも
翌月以降も支払わないまま放置していると、契約内容の変更や、最悪の場合は強制解約される可能性があります。
強制解約になるのは、主に次のようなケースです。
- 延滞を繰り返している
- 長期延滞している
- カード会社からの督促を無視している
強制解約措置がとられると、個人信用情報にその旨が記録される上、dカードに再度申し込んでも審査落ちする可能性が非常に高くなります。
このような措置をとられないためにはどうすればいいのか、次章で対処法を確認していきましょう。
残高不足で引き落としできないときの対処法
- 早急に「dカードセンター」に電話をかける
- 「未払い通知書」が届いたらすぐに支払う
- 締め日後に支払い方法を変更する
残高不足でdカードの引き落としができなかったときの対処法をご紹介します。
気づいた時点での早い対応が求められるので、しっかりと確認しておきましょう。
早急に「dカードセンター」に電話をかける
「引き落としがされていない」と分かった時点で、「dカードセンター」に電話をかけて支払い方法などについて確認してください。
延滞は個人信用情報にも関わりますので、最短で延滞を解消する方法を教えてもらい、早急に入金することが大切です。
支払い日前にdカードセンターに「支払いができない」旨を相談できるとなおよいでしょう。
支払いやすい方法などを教えてもらえる可能性があります。
ドコモの携帯電話から:(局番なし)*8010
一般電話などから:0120-300-360
※いずれもフリーコール
受付時間:10:00~20:00(年中無休)
支払いが難しいことを伝えれば、今後の支払いについて相談に乗ってもらえるでしょう。
「未払い通知書」が届いたらすぐに支払う
すでにご紹介したように、引き落とし日に支払いができなかった場合、引き落とし日から3日~5日後に「未払い通知書」が郵送されます。
手元に届き次第、すみやかに指定された方法で支払うようにしましょう。
締め日後に支払い方法を変更する
dカードの利用金額が多い月は、お金が足りずに払えなくなる可能性もあるかもしれません。
そのような場合は、締め日後であっても支払い方法を変更し、支払いをラクにする方法があります。
それは、「あとからリボ」「あとから分割」という支払い方法で、本来一括払いであったものを分割で支払う方法です。
締め日を過ぎてしまっても変更できるので、翌月の支払い予定金額を確認し、「払えない」とわかった時点で手続きをすると良いでしょう。
ただし、いつまでなら変更できるのかは金融機関によって異なりますので、確認してから手続きをするようにしてください。
なお、リボ払いや分割払いは利息がかかるので、余計な費用がかかる点については注意が必要です。
参考:dカードで手数料がかからない支払い方法
dカードには、以下5つの支払い方法があります。
- 1回払い
- 2回払い
- ボーナス一括払い
- リボ払い
- 分割払い
5つの支払い方法のうち、手数料がかからないのは、1回払い、2回払い、ボーナス払いの3つです。
ただし、2回払いとボーナス払いは利用方法や加盟店が限られていますので、支払う際に確認するようにしましょう。
一方、リボ払いと分割払いは手数料がかかります。
気になる手数料率は以下の通りです。
支払い方法 | 手数料率 |
---|---|
リボ払い | 実質年率15.00% |
分割払い | 実質年率12.00%~14.75%(支払い回数に応じて異なる) |
リボ払いや分割払いを利用すると、手数料という余計な出費がかかることになりますので、結果的には支払い金額が大きくなってしまいます。
利用する際は慎重に検討しましょう。支払い負担を減らすために、できる限り手数料のかからない方法を選択することをおすすめします。
dカードの利用明細を確認する方法3つ
- Web明細
- dカードアプリ
- 紙の明細
dカードを利用して支払った金額を確認するには利用明細が便利です。
dカードには、利用明細を確認する方法が3つあります。それぞれ紹介していきます。
Web明細で確認する
Web明細は、環境保全を目的として紙媒体の削減に取り組む一環として始められたサービスですが、利用者にとっても手軽に確認することができ大変便利です。
お手持ちのスマートフォンやパソコンからdカードの会員ページへログインすることで、15か月分の確定分と未確定分が確認できます。
また、利用代金が確定したことをメールで配信してもらう「ご利用額お知らせメール」を受け取ることもできます。
なお、Web明細を印刷したいときには、カード利用明細照会画面で「印刷する」をクリックすると印刷できます。
dカードアプリで確認する
dカードアプリを利用すると様々なサービスを受けることができますが、その中にはもちろん利用明細確認も含まれます。
支払い額やdポイントの確認がワンタップで確認できるので、気になったらすぐにチェックでき利便性が高いです。
また、「あとからリボ」への変更手続きもアプリから行えます。利用金額を確認してからそのまま手続きをすることができます。
紙の明細で確認する
Web明細やアプリを利用せずに、紙媒体の明細書を送付してもらうこともできます。
ただし、発行手数料として55円がかかりますので注意が必要です。
封書による明細書の発行・郵送を希望する方は、dカードセンターに電話をかけて申し込みます。
もし紙媒体の明細書が不要になった場合は、dカードの公式サイトにアクセスし、「紙のご利用代金明細書送付停止のお申込み」をクリックして手続きをしましょう。
dカードの締め日と支払い日を忘れずに!
- dカードの締め日は毎月15日、支払日は翌月の10日
- 締め日や引き落とし日は変更できない
- 残高不足でも再引き落としが行われるが、引き落とし日は金融機関によって異なる
- 引き落としができないとその日から利用停止になる
- 引き落とし不可のときは、dカードセンターに電話で支払い方法を確認
dカードの締め日は毎月15日、支払日は翌月の10日と決まっており、個人の都合で変更することはできません。
残高不足で引き落としができない場合、再引き落としが行われるので引き落とし日を確認しておきましょう。
もし未納のまま放置してしまうと、dカードの利用停止や条件変更、強制解約といった措置がとられますので十分にご注意ください。