MileagePlusセゾンプラチナカードは、ユナイテッド航空のマイル(MileagePlus)が貯まる、クレジットカードです。
高還元率でありながら優先搭乗やマイル購入割引など、他のクレジットカードではあまり見られない特典も付帯しています。
ユナイテッド航空のマイルはANAの国内線でも利用できるため、国外内問わず飛行機の利用が多い方におすすめのクレジットカードです。
そこで、MileagePlusセゾンプラチナカードの特徴、メリット・デメリットについて紹介します。
- 還元率1.5%でユナイテッド航空のマイルが貯まる
- マイルの購入割引・特別航空券の交換が可能
- マイルでANAの特別航空券の交換も可能
- 年2回のユナイテッドラウンジ無料パスが付与
- 最高1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯
- 年会費が高い
- マイル交換レートは変わる可能性がある
※本記事の価格は全て税込みです。
【2024年】クレジットカードおすすめ人気ランキング16枚|最強はコレ!- 1 MileagePlusセゾンプラチナカードの特徴・基礎知識
- 2 MileagePlusセゾンプラチナカードの優待特典・メリット
- 2.1 最高水準のマイル還元率
- 2.2 貯まったマイルの利用期限は無期限
- 2.3 サンクスマイルが毎年「5,000マイル」付与
- 2.4 ユナイテッドクラブを年2回利用できる
- 2.5 セゾンの航空ラウンジサービスが利用可能
- 2.6 10%オフでマイルが買える
- 2.7 優先搭乗サービスと特典航空券の予約可能席枠の拡大
- 2.8 マイルで特典航空券と引き換えられる
- 2.9 ANA国内線の特別航空券と引き換えられる
- 2.10 マイルの使い道は他にも
- 2.11 旅行傷害保険が充実
- 2.12 最高500万円のショッピング保険
- 2.13 旅行で便利なトラベルサービスが充実
- 2.14 セゾンカードの優待特典が利用可能
- 2.15 電子マネー「ID・QUICPay」に対応
- 2.16 その他の優待
- 3 MileagePlusセゾンプラチナカードのデメリット
- 4 MileagePlusセゾンプラチナカードの審査
- 5 MileagePlusセゾンプラチナカードと他ランクカードとの比較
- 6 MileagePlusセゾンプラチナカードがおすすめなのはこんな方
- 7 MileagePlusセゾンプラチナカードでマイルをザクザク貯めよう!
MileagePlusセゾンプラチナカードの特徴・基礎知識
MileagePlusセゾンプラチナカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 付与なし |
マイル | 1.5% | |
年会費 | 初年度 | 55,000円 |
2年目以降 | 55,000円 | |
家族カード | 9,900円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | iD、QUICPay | |
国際ブランド | VISA、American Express | |
発行会社 | 株式会社クレディセゾン | |
発行期間 | 最短3営業日 |
MileagePlusセゾンプラチナカードは、ユナイテッド航空とクレディセゾンが提携し、発行しているクレジットカードです。
そのため、マイレージプラスカードとセゾンカード、両方の特典を兼ね備えたクレジットカードとなっています。
最大の魅力は、ユナイテッド航空のマイルが還元率1.5%という高還元率で貯まることです。
ショッピング1,000円につき15マイル貯まります。
カードブランドはVisaのみですが、VISAは日本ではもちろん、世界でも加盟店No.1を誇るカードブランドです。
メインカードとして問題なく世界中で使用できるクレジットカードでしょう。また、付帯カードとして家族カード、ETCカードの発行が可能です。
発行手数料、年会費がかかることも多いETCカードですが、MileagePlusセゾンプラチナカードのETCカードは年会費、発行手数料ともに無料で、最短即日で発行も可能です。
国内・海外旅行傷害保険が充実しているほか、ユナイテッド航空ならではの空港利用で頼もしい特典や普段のお買い物で活用できるセゾンカードの特典もついています。
他ランクのカードは、一般ランクにMileagePlusセゾンカード、ゴールドランクにMileagePlusセゾンゴールドカードがあります。
MileagePlusセゾンプラチナカードの優待特典・メリット
MileagePlusセゾンプラチナカードは、ユナイテッド航空とセゾンカード両方の優待特典を受けることができます。
プラチナカードならではのハイクオリティな優待特典、メリットを紹介します。
- 最高水準のマイル還元率
- 貯まったマイルの利用期限は無期限
- サンクスマイルが毎年「5,000マイル」付与
- ユナイテッドクラブを年2回利用できる
- 10%オフでマイルが買える
- セゾンの航空ラウンジサービスが利用可能
- 優先搭乗サービスと特典航空券の予約可能席枠の拡大
- マイルで特典航空券と引き換えられる
- ANA国内線の特別航空券と引き換えられる
- マイルを宿泊予約や楽天ポイント交換できる
- 旅行傷害保険が充実
- 最高500万円のショッピング保険
- 旅行で便利なトラベルサービスが充実
- セゾンカードの優待特典が利用可能
- 電子マネー「ID・QUICPay」に対応
最高水準のマイル還元率
普段のショッピングや携帯電話料金、公共料金の支払いなどでMileagePlusセゾンプラチナカードを利用すると、1,000円につき15マイル貯まります。
還元率1.5%は、マイルを貯められるクレジットカードの中でも最上位の還元率です。
さらに、特別提携加盟店のコスモ石油であれば還元率が2%となり、1,000円あたり20マイル貯まります。
MileagePlusセゾンプラチナカードは、年間で貯められるマイルに上限がありません。ショッピングや旅行で気兼ねなくマイルを貯めることができます。
貯まったマイルの利用期限は無期限
MileagePlusセゾンプラチナカードを利用して貯めたマイルには有効期限がありません。
ANAマイルやJALマイルは有効期限が3年と期限が設けられているため、家族全員分貯めたいなどたくさんのマイルが必要な場合、マイルが貯まるまでに失効してしまう場合があります。
MileagePlusセゾンプラチナカードなら、必要分が貯まるまで時間がかかっても大丈夫です。
サンクスマイルが毎年「5,000マイル」付与
MileagePlusセゾンプラチナカードは、持っているだけで毎年5,000マイルを受け取ることができます。
1マイル=2円相当と考えると、10,000円になります。年会費の4分の1と考えるとかなり大きな還元です。
サンクスマイルは、年会費を支払った月の2ヶ月後に付与されます。初年度年会費は対象外でサンクスマイルは付与されませんので、注意してください。
ユナイテッドクラブを年2回利用できる
ユナイテッドクラブは、ビジネスクラスのラウンジです。
1回の利用に59米ドルかかりますが、MileagePlusセゾンプラチナカードの本会員は利用パスを毎年2枚(118米ドル分)受け取れます。
無料の軽食や飲み物、無料Wi-Fiなどが利用でき、フライトまでの時間を有意義に過ごせます。
ユナイテッドクラブを優待利用するには、事前に利用パスをプリントアウトするか、アプリでパスと当日の搭乗券を提示する必要があります。
セゾンの航空ラウンジサービスが利用可能
MileagePlusセゾンプラチナカードと当日の搭乗券をラウンジの受付に提示することで、無料でラウンジを利用することができます。
無料でラウンジが利用できる空港は下記のとおりです。
地域 | 空港名 |
---|---|
北海道 | 旭川空港 |
新千歳空港 | |
函館空港 | |
東北 | 青森空港 |
仙台国際空港 | |
秋田空港 | |
関東 | 成田国際空港 |
羽田空港 | |
中部 | 新潟空港 |
富山空港 | |
小松空港 | |
富士山静岡空港 | |
中部国際空港 | |
近畿 | 関西国際空港 |
伊丹空港 | |
神戸空港 | |
中国・四国 | 米子鬼太郎空港 |
岡山空港 | |
広島空港 | |
出雲空港 | |
山口宇部空港 | |
徳島阿波おどり空港 | |
高松空港 | |
松山空港 | |
九州・沖縄 | 福岡空港 |
北九州空港 | |
長崎空港 | |
大分空港 | |
熊本空港 | |
宮崎ブーゲンビリア空港 | |
鹿児島空港 | |
那覇空港 | |
海外 | ダニエル・K・イノウエ国際空港 |
無料のソフトドリンク、無料Wi-Fi、携帯電話の充電、アルコール類の提供(有料)があります。
中には、無料のアルコールやシャワールーム(有料)があるラウンジもあります。
空港のラウンジが無料で利用できれば、搭乗までの時間を優雅に過ごすことができますね。
10%オフでマイルが買える
MileagePlusセゾンプラチナカードは、ユナイテッド航空のマイルを10%オフで購入することができます。
また、定期的にキャンペーンが行われており、ボーナスマイルがつくことがあります。
マイル購入の場合は、MileagePlusセゾンプラチナカード + キャンペーンで、よりお得にマイルを手に入れるのがおすすめです。
優先搭乗サービスと特典航空券の予約可能席枠の拡大
MileagePlusセゾンプラチナカードの本会員はユナイテッド運航便のフライトで優先搭乗サービスを受けることができます。
もちろん、同じ予約で同伴する旅行者も対象です。
搭乗券を予約する際にマイレージ会員番号を登録しておくと優先的に搭乗することができるので、手荷物置き場に困ることもありません。
また、マイルを使って特典航空券を予約する際、一般の会員に比べて交換できる席数が拡大されます。
満席など一部適応されないフライトもありますが、このような上級サービスを受けられるのはMileagePlusセゾンプラチナカードならではの特典です。
マイルで特典航空券と引き換えられる
貯まったマイルは、ユナイテッド航空の特典航空券との引き換えが可能です。
この特定航空券は、本人、家族だけでなく、友人、知人、恋人が利用する場合でも交換可能です。
ANAの特別航空券は、配偶者と二親等以内の家族が利用する場合に限られているため、ユナイテッド航空の特別航空券がいかに利用しやすいかがわかりますね。
また、ユナイテッド航空の特別航空券は、燃油サーチャージがかかりません。
ANA国内線の特別航空券と引き換えられる
ユナイテッド航空はANAと同じ航空連合に加盟しているため、貯めたマイルをANAの国内線で利用することも可能です。
国内線を利用の場合は片道5,000マイル、往復10,000マイルから利用が可能です。
- 羽田⇔福岡
- 羽田⇔新千歳
- 羽田⇔大阪
- 福岡⇔那覇
搭乗日よりも30日以前の申し込みだと、追加で3,500マイルが必要となりますので注意してください。
※必要なマイル数は、変更になる可能性があります。
詳しくはユナイテッド航空公式ホームページで確認してください。
また、ANA以外にも
- アシアナ航空
- エア・カナダ
- オーストラリア航空
- タイ国際航空
- トルコ航空など
他にもユナイテッド航空と同じスターアライアンスに加盟している航空会社でマイルの利用が可能です。
マイルの使い道がユナイテッド航空だけではないというのは、利用範囲がさらに広がる大きなメリットです。
マイルの使い道は他にも
貯まったマイルの使い道は、航空券だけではありません。その他にも様々な使い道があります。
マイルで宿泊予約する
世界中のホテルやリゾートをマイルで予約することができます。
ただし、英語・スペイン語以外の言語で予約すると、マイルを使用できませんので注意してください。
楽天ポイントに交換
マイルを楽天ポイントと交換することも可能です。
交換は最低1,000マイルから、1,000マイル=400ポイントに交換することができます。
楽天ポイントに交換すれば、楽天はもちろん、楽天ポイント対応店舗で利用することができます。
交換した楽天ポイントは期間限定ポイントになります。
発行日から6ヶ月の期限付きですので、交換した後は期限が来るまでに使い切るように注意しましょう。
体験チケットと交換
世界中の体験型チケットとの交換が可能です。
中でもブロードウェイのショーチケットとの交換は人気があります。
空港で使う
ニューヨーク、ニューアーク、ヒューストン・インターコンチネンタル航空の一部のレストラン、バーでの食事に利用可能です。
搭乗までの時間をより充実した時間にかえられます。
旅行傷害保険が充実
MileagePlusセゾンプラチナカードには、最大1億円の旅行傷害保険が付帯しています。
MileagePlusセゾンプラチナカードの本会員だけでなく、支払い限度額は変わるものの、配偶者や子供など、家族への補償も充実しているのが魅力のひとつです。
海外旅行傷害保険
MileagePlusセゾンプラチナカードには、最大1憶円の海外旅行傷害保険が自動付帯されています。
事前の申し込みなども不要で、MileagePlusセゾンプラチナカードを持っていれば利用できます。
補償内容 | 本会員 | 家族※ |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 | 1,000万円 |
傷害治療費用 | 300万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 200万円 |
賠償責任 | 3,000万円 | 2,000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 20万円 |
救援者費用 | 300万円 | 200万円 |
※家族とは本会員の配偶者、同一成型の同居の親族、別居の未婚の子供です。
海外旅行の保険の中でも、最も利用頻度が高いのが「疾病・障害治療費用」です。
海外は治療費が高く、日本の健康保険も当然使えません。
転んだケガ、食中毒など、ちょっとしたことでも数百万円の請求があることも少なくありません。
これらに対して、最高300万円の補償内容になっていますので、安心して海外旅行を楽しむことができます。
また、携行品損害の補償もあり、旅行先でデジカメが壊れてしまったなどの場合も安心です。
国内旅行傷害保険
MileagePlusセゾンプラチナカードには、国内旅行傷害保険も付帯しています。
海外旅行保険との違いは、自動付帯ではなく、利用することで保険が適用されるという点です。
MileagePlusセゾンプラチナカードで、公共交通機関(飛行機、電車、バス)、宿泊代などを支払った場合に保険が有効になります。
補償内容 | 本会員 | 家族※ |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 | 1,000万円 |
入院日額 | 5,000円 | 2,000円 |
通院日額 | 2,000円 | 1,000円 |
※家族とは本会員の配偶者、同一成型の同居の親族、別居の未婚の子供です。
海外旅行傷害保険と同じく、配偶者や子供など家族にも適用されます。
小さな子供を連れての家族旅行でも安心です。
最高500万円のショッピング保険
MileagePlusセゾンプラチナカードには、最高500万円のショッピング保険が付いています。
この補償内容は、年会費が10万円を超えるアメックス・プラチナ、ダイナースプレミアムなどと同等の補償内容です。
MileagePlusセゾンプラチナカードで購入をしてから、あるいは商品を受け取ってからのいずれか遅いほうから90日間、5,000円の自己負担で補償されます。
また、自分で購入した商品の損害だけでなく、カード紛失、盗難による不正利用の損害も補償されるので、旅行先でスリに遭ってしまった場合も安心です。
MileagePlusセゾンプラチナカードでは、国内だけでなく、海外で購入した商品も補償の対象となっています。
なお、航空券、宅配便、食料品など、一部の商品は補償の対象外となっておりますので、ご注意ください。
旅行で便利なトラベルサービスが充実
旅行に強いMileagePlusセゾンプラチナカードはトラベルサービスも充実しています。
海外のWi-Fiレンタルサービス
いつものスマホを海外でも使用できるWi-Fiのレンタルサービスが、MileagePlusセゾンプラチナカードの会員なら、レンタル料が20%オフや受渡手数料無料などの割引があり、お得に利用できます。
指定リンクから事前予約し、MileagePlusセゾンプラチナカードで支払いをすることで、特典を受けることができます。
現地でフリーWi-Fiを使う方法もありますが、第三者に個人情報を抜き取られるリスクもあるのでWi-Fiレンタルなら安心です。
海外でのキャッシングサービス
キャッシュレス決済が主流になっていますが、まだまだ現金が必要なこともしばしばあります。
しかし、海外では簡単に現金を用意することができません。
日本円で現金を持っていても、両替所が閉まっていれば現地の通貨に替えられず、現金を使うことはできません。
そこで活躍するのが、MileagePlusセゾンプラチナカードの海外キャッシングサービスです。
海外でもVISAのマークがあるATMなどがあれば、現地通貨でキャッシングすることができるのです。
万が一に対応できるだけでなく、現金を持ち歩くリスクを避けることもできるので安心です。
海外アシスタントデスクサービス
海外旅行は不安がつきものですが、MileagePlusセゾンプラチナカードの会員の方は、旅行前・旅行中に海外アシスタントデスクを利用可能です。
世界150国以上での利用が可能なので、初めての海外旅行や初めて訪れる国への旅行も安心です。
インフォメーションサービス | リザベーションサービス | エマージェンシーサービス ※旅行中のみ |
---|---|---|
観光案内・空港出入国案内・ホテル・レストラン・ショッピング情報など | ホテル・航空券・レンタカー・オプショナルツアー、エンターテイメントチケットなど | 事故などの各種手配とアドバイス・カードやパスポート紛失の手続き案内・現地警察・医師などの案内など |
セゾンカードの優待特典が利用可能
空港関連の優待を主に紹介してきましたが、国内で使えるセゾンカードの優待も充実しています。
グルメ、トラベル、ショッピング、レジャー、ビューティー、チケットなど様々なジャンルでの優待が用意されています。
優待の内容は店舗によって異なりますが、利用料やチケット代金などが最大60%オフになる割引や特典が受けられます。
利用方法は、インターネットからの事前申し込みやカード提示などがあります。
店舗によって利用方法は変わるため、事前に確認をしておきましょう。
電子マネー「ID・QUICPay」に対応
MileagePlusセゾンプラチナカードは、電子マネー「ID・QUICPay」にも対応しています。
Apple Payに登録することで、クレジットカードをより安全に利用することができます。
また、MileagePlusセゾンプラチナカードで「モバイルSuica」「SMART ICOCA」へチャージした場合もマイルを貯めることができます。
ICカードは公共機関での利用だけでなく、コンビニやスーパーなど様々な店舗で利用が可能です。
こういった小さなショッピング利用でもマイルを貯められるのも、MileagePlusセゾンプラチナカードの魅力と言えます。
その他の優待
MileagePlusセゾンプラチナカードには、これ以外にも優待特典がついています。
- 会員専用チケット優待
- 会員誌が無料で読める
- 選べるオプション保険
会員専用チケット特典
セゾンカードの優待特典である「e+(イープラス)」が利用できます。
コンサート、演劇・ミュージカル、バレエ・クラシック、スポーツなどのチケットを会員価格で購入することができます。
利用の際は、会員登録が必要です。
会員誌が無料で読める
年間購読料3,278円(送料込)のセゾンカード会員誌『express』を無料で購読することができます。
年11回発行されており、旅行情報も満載なのでMileagePlusセゾンプラチナカードを持っている旅行好きの方にもってこいの会員誌です。
選べるオプション保険
海外旅行傷害保険やショッピング保険などが付帯しているMileagePlusセゾンプラチナカードですが、「Super Value Plus」を利用することで、月300円から必要な保険をオプションで追加することが可能です。
損害賠償や携行品の破損だけでなく、空き巣被害や水回りトラブル、交通事故など、プランは多岐にわたります。
必要な時に必要な分だけ保険をかけることができ、様々な“万が一”に対応することが可能になります。
MileagePlusセゾンプラチナカードのデメリット
旅行関連を中心に優待特典の多いMileagePlusセゾンプラチナカードですが、デメリットについても知っておく必要があります。
- 年会費が高い
- マイル交換レートは変わる可能性がある
年会費が高い
MileagePlusセゾンプラチナカードの年会費は55,000円です。
プラチナランクのクレジットカードのため当然ですが、やはり年会費の高さはデメリットといえるでしょう。
ですが、それだけ高い年会費を払っても価値があるのが、プラチナランクのクレジットカードの魅力です。
前述した優待特典などのメリットを活用できる場合には、決して高い年会費にはなりません。
マイル交換レートは変わる可能性がある
マイルの交換レートは、今後変更される可能性があります。
今よりお得に交換できる可能性もあれば、逆に、得の少ない交換レートに変更される場合もあります。
無期限に貯めることができるユナイテッド航空のマイルですが、交換レートがお得だと感じるうちに消化してしまうほうが良いかもしれません。
海外キャッシングはマイル還元なし
MileagePlusセゾンプラチナカードは、現地通貨を引き出せる海外キャッシングが可能なクレジットカードです。
しかし、海外キャッシングはマイル還元の対象ではないため、あまりお得ではありません。
そのため、海外キャッシングの利用はあくまで緊急時用とするのが無難でしょう。
MileagePlusセゾンプラチナカードの審査
MileagePlusセゾンプラチナカードの審査について見てみましょう。
審査は、セゾンカードを基準とされていますが、審査基準についての情報は公開されていません。
そのため、公式サイトなどからわかる範囲での解説となります。
申し込み条件
MileagePlusセゾンプラチナカードの入会条件は以下のとおりです。
安定した収入のある方
電話連絡可能な方
マイレージプラスに登録している方
ユナイテッド航空のマイレージプラスは、入会金、年会費無料で登録が可能です。
MileagePlusセゾンプラチナカードに入会申し込みをする際は、マイレージプラスへの登録を事前に登録を済ませておきましょう。
申し込みの流れ
MileagePlusセゾンプラチナカードは、インターネットから24時間申し込みが可能です。
- インターネットから申し込み
- 申し込み確認の電話がかかってくる
- 審査結果メール
- カード受け取り(郵送)
申し込みが受けつけられると「受付完了メール」が届きますので、「@mail.saisoncard.co.jp」からのメールを受信できるように設定しておきましょう。
審査結果メールが届いた日の翌日から最短3営業日でカードが発送されます。
ETCカードを同時発行する場合やキャッシング枠を希望の場合、審査に時間がかかる場合があるため注意が必要です。
申し込み確認電話は、10:00~20:00にかかってきます。
24時間申し込み可能なので20:00以降の夜間も申し込みはできますが、受付されるのは翌日になります。
できるだけ早くカードを発行したいという場合には、遅くとも19:00ごろまでに申し込みを済ませるようにしましょう。
審査を通過するポイント
審査基準は明らかにされていませんが、クレジットカードに共通する審査通過のポイントがあります。
複数のクレジットカードを同時申し込みしない
複数のクレジットカードに同時期に申し込みをすると、クレジットカード会社から返済面で懸念を持たれ、審査に通りにくくなる場合があります。
クレジットカード申し込みの記録は信用情報機関に6ヶ月間保管されますので、MileagePlusセゾンプラチナカードに申し込む際は他のクレジットカードの申し込みは控えておきましょう。
虚偽の内容を記載しない
審査に通りやすくするために、年収を多く記載するなど虚偽の申し込みをする方がまれにいます。
審査の時点で虚偽が発覚すれば通過できないのは当然ですが、仮に通過できたとしても、虚偽が発覚した時点で強制的にカードが解約されてしまう場合もあります。
このような虚偽報告の事実は信用情報にも影響しますので、正確に記載するようにしましょう。
申込書の記載欄はできるだけ埋める
申込書には、職業、役職、居住年数など細かな情報を記載する欄があります。
任意の項目も多いのですが、個人の信用情報ともつながるので、できるだけ記載欄を埋めるようにしましょう。
また、固定電話を持ちの場合は、必ず記載をしましょう。
固定電話は住所が確かであるという証拠でもあり、携帯電話の番号と比べて信用度が高い情報のため、審査に通りやすくなるといわれています。
キャッシング枠を0円に設定する
キャッシングは現金の貸付です。
ショッピングの利用に比べて滞納や返済されないリスクが高くなるため、キャッシング枠を希望すると審査も慎重になります。
キャッシング枠の申し込みはカード発行後でも可能なので、まずはキャッシング枠を0円で設定して申し込むと審査もスムーズに進みます。
MileagePlusセゾンプラチナカードと他ランクカードとの比較
MileagePlusセゾンプラチナカードの下には、一般ランクのMileagePlusセゾンカードとMileagePlusセゾンゴールドカードがあります。
それぞれのカードについて比較しました。
カードの種類 | MileagePlus セゾンプラチナカード | MileagePlus セゾンゴールドカード | MileagePlus セゾンカード |
|
---|---|---|---|---|
入会条件 | 安定した収入がある 電話連絡が可能 マイレージプラスに登録済 | 18歳以上(高校生を除く) 電話連絡が可能 マイレージプラスに登録済 | 18歳以上(高校生を除く) 電話連絡が可能 マイレージプラスに登録済 |
|
年会費 | 本会員 | 55,000 | 22,000円 | 1,650円 |
家族会員 | 9,900円 | 5,500円 | なし | |
国際ブランド | VISA | VISA・アメリカンエキスプレス・Mastercard | VISA・アメリカンエキスプレス・Mastercard | |
マイル還元率 | 1.5% | 最大1.5% 1.5%還元での年間取得マイルに上限あり | 通常0.5% マイルアップメンバーズ(年会費5,500円)にご登録で最大1.5% |
|
サンクスマイル | 5,000マイル | 1,500マイル (アメリカンエキスプレスのみ) | 500マイル (アメリカンエキスプレスのみ) |
|
マイル購入割引 | 10%オフ | 10%オフ | ||
ユナイテッド 航空優先搭乗 | あり | なし | なし | |
ユナイテッドクラブ | 年2回 (118米ドル分) | なし | なし | |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 (自動付帯) | 最高5,000万円 (自動付帯) | 最高3,000万円 (自動付帯) |
|
ショッピング保険 | 500万円/1事故 | 100万円/1事故 | なし | |
その他優待特典 | 国内空港ラウンジ無料 コスモ石油2%還元 海外Wi-Fiレンタル割引 Visaトラベルコンシェルジュ Visaプラチナゴルフ Visaプラチナホテルダイニング | 国内空港ラウンジ無料 コスモ石油2%還元 海外Wi-Fiレンタル割引 Expedia最大8%オフ(アメリカンエキスプレスのみ) アメリカン・エキスプレス・コネクト(アメリカンエキスプレスのみ) | コスモ石油2%還元 海外Wi-Fiレンタル割引 Expedia最大8%オフ(アメリカンエキスプレスのみ) アメリカン・エキスプレス・コネクト(アメリカンエキスプレスのみ) |
年会費の比較
最も大きな違いは年会費です。
プラチナカードは55,000円、ゴールドカードは22,000円、一般カードは1,650円です。
本会員だけでも、プラチナカードとゴールドカードで33,000円の差があります。家族カードも使用すれば、さらに差は広がります。
この差額と年間貯まるマイルを比較して、どのカードにするか、選択する必要があります。利用額が少ない場合はゴールドカード、または一般カードも検討してみましょう。
特にマイルに関しては、一般カードでもマイルアップメンバーズに登録することでゴールドカードと同等になり、一般カードでも高還元率でマイルを貯めることは可能です。
ゴールドカードの優待の利用頻度が少ない場合や年間利用額が少ない場合は、一般カードも選択肢として検討しましょう。
入会特典の比較
カードの種類によって、現在行われている入会&利用キャンペーンでもらえるマイルが変わります。
プラチナカードの場合、最大で39,000マイルが受け取れますが、ゴールドカードは最大30,000マイル、一般カードは最大3,450マイルとなります。
もらえるマイル数で選ぶのも一つのポイントです。
マイル還元率の比較
マイルの還元率は、プラチナカードとゴールドカードが1.5%、一般カードは0.5%です。
プラチナカードとゴールドカードは還元率が同じに見えますが、ゴールドカードの還元率1.5%は年間75,000マイルまでと上限が設けられています。
そのため、年間利用額が500万円を超えると、ゴールドカードの場合は0.5%還元になってしまうのです。
プラチナカードの場合は上限がありませんので、無制限で1.5%還元を受けることができます。
また、2年目以降から受け取ることができるサンクスマイルにも差があります。
プラチナカードは5,000マイル、ゴールドカードは1,500マイル、一般カードは500マイルです。
ゴールドカードと一般カードに関しては、カードブランドにアメリカンエキスプレスを選択した場合のみ、サンクスマイルが受け取れます。
カードを持っているだけでもらえるマイルがこれだけ違うのは、大きな差と言えるでしょう。
旅行傷害保険の比較
どのカードにも海外旅行傷害保険が付帯していますが、違いはその補償限度額です。
本会員が障害死亡、後遺障害になった場合は、プラチナカードは最高1億円、ゴールドカードは5,000万円、一般カードは3,000万円が支払われます。
ショッピング保険も、プラチナカードは1事故につき500万円、ゴールドカードは1事故につき100万円、一般カードにいたってはショッピング保険が付帯しません。
やはりプラチナカードは付帯保険が手厚いので、海外旅行の回数が多い人ほどプラチナカードがおすすめです。
利用できる空港ラウンジの比較
プラチナカード、ゴールドカードには優待特典として国内主要航空とダニエル・K・イノウエ国際空港でのラウンジ無料利用がついています。
それに加え、プラチナ会員はユナイテッドクラブの無料パスがもらえます。
118米ドル分(59米ドル/回を年2回分)の無料利用券ですので、これだけでも12,508円(1米ドル=106円で計算)の価値があります。
日本では成田空港、世界ではアメリカの主要空港、グアム国際空港など、世界45ヶ所以上のラウンジで利用可能。
事前にパスをプリントアウトする、またはアプリにて無料パス提示&当日の搭乗券を提示することでユナイテッドクラブを利用できます。
MileagePlusセゾンプラチナカードだけでは入室できませんので、注意してください。
優先搭乗の比較
プラチナカードにのみ、ユナイテッド航空の優先搭乗サービスがついています。
大きな飛行機になればなるほど搭乗人数も多く、乗るまでに時間がかかってしまいますが、この搭乗優先サービスを利用すれば、余裕をもって搭乗することができます。
早く機内に入れることで、手荷物を座席のそばにしまうことが可能になります。
優先搭乗サービスは、本会員だけでなく同じ予約で搭乗予定の同伴者も受けることができ、フライトまでの時間も落ち着いてゆっくりと過ごせます。
VISAプラチナ特典の利用
プラチナ会員のみ、VISAプラチナ特典を利用することができます。
主なVISAプラチナ特典は下記の通りです。
- コンシェルジュ・サービス
- VISAプラチナトラベル
- VISAプラチナゴルフ
- VISAプラチナ空港宅配
- VISAプラチナ空港送迎ハイヤー
- VISAプレミアムカーレンタルなど
中でも人気のサービスは、コンシェルジュサービスです。24時間365日いつでも、航空券やホテルなど、旅行に関する情報の案内やレンタカー、レストランの予約案内をしてくれます。
初めての国では、レストランを探すのも一苦労ですので、コンシェルジュサービスは海外旅行の強い味方となるでしょう。
また、国際線を利用する際、荷物の宅配を優待価格(20%オフ)で利用できるVISAプラチナ空港宅配サービスも人気です。
行きよりも帰りに荷物が増えてしまうのは、海外旅行ではよくあることです。
大きな荷物を家まで持ち帰るのは大変ですから、宅配サービスをお得に利用できるのは、便利ですよね。
プラチナトラベルでは、大手旅行会社の国内パッケージツアーが10%優待、海外パッケージツアーでは5%優待を受けることができます(上限3万円)。
海外航空券、海外ホテルも5%を受けられますが、こちらは優待上限が15,000円です。
プラチナゴルフは、通常ゴルフメンバーしか予約ができない名門ゴルフ場など、約1,400ヶ所のゴルフ場で利用できる割引クーポンが最大10,000円相当もらえます。
また、メンバーのみが予約できる会員制のゴルフ場や予約が取りにくい名門ゴルフコースでのプレーができる「GDOプレミアム倶楽部」の入会優待もあるので、ゴルフ好きの方にぜひ利用してほしい優待特典です。
VISAプラチナ空港送迎ハイヤーは、羽田空港、または、成田空港から自宅までをハイヤーで送迎するサービスです。
MileagePlusセゾンプラチナカードをお持ちのお客様なら、その他にもレンタカーの優待など海外旅行や海外出張で便利なサービスが充実しています。
VISAプラチナ優待は、キャンペーンの適用期間が異なり、期間が終了すると上記の優待特典がなくなる、または変更になる場合があります。
利用する際は、現在の優待内容について公式サイトを確認してください。
MileagePlusセゾンプラチナカードがおすすめなのはこんな方
MileagePlusセゾンプラチナカードは下記のような方におすすめのクレジットカードです。
- ユナイテッド航空のマイルを効率的に貯めたい方
- ANAの国内線をマイルでお得に引き換えたい方
- ユナイテッドクラブ・空港ラウンジを無料利用したい方
- 年間利用額が500万円以上の方
- 充実した旅行傷害保険が付帯したカードを欲しい方
MileagePlusセゾンプラチナカードは、1.5%の高還元率のクレジットカードです。
また、ゴールドカードのように1.5%還元が受けられるマイルの上限もありません。
年間500万円以上の利用があり、ユナイテッド航空のマイルをガンガン貯めたいという方におすすめのクレジットカードです。
年間利用が500万円に満たない場合はゴールドカード、200万円に満たない場合は一般カードを検討してみてください。
貯まったマイルは、ユナイテッド航空だけでなく、スターアライアンス加盟の航空会社で特典航空券と交換することが可能なので、スターアライアンスの航空会社をよく利用するという方にメリットがあります。
特に、ANAの国内線でも利用が可能な上、ANAマイレージクラブよりもお得に特典航空券と引き換えることができるので、ANAの国内線の利用頻度が高い方にもおすすめです。
何より、MileagePlusセゾンプラチナカードは持っているだけでランクの高いステータスカードといえます。ステータス重視の方も持っていて損のないカードです。
セゾンカードの種類|もっともお得なカードはどれか徹底比較MileagePlusセゾンプラチナカードでマイルをザクザク貯めよう!
MileagePlusセゾンプラチナカードの特徴をもう一度おさらいしましょう。
- 還元率1.5%でユナイテッド航空のマイルが貯まる
- マイルの購入割引・特別航空券の交換が可能
- マイルでANAの特別航空券の交換も可能
- 年2回のユナイテッドラウンジ無料パスが付く
- 最高1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯
カードの利用でユナイテッド航空のマイルを貯めることができるMileagePlusセゾンプラチナカードです。
1.5%の高還元率で、マイルをザクザク貯めることができます。
プラチナランクのMileagePlusセゾンプラチナカードは、1.5%還元が適用されるマイルの上限もありませんので、使えば使うほどお得なクレジットカードといえます。
貯まったマイルは、ユナイテッド航空だけでなく、スターアライアンス加盟の様々な航空会社の特典航空券と交換ができます。
中でもANAの国内線特典航空券は利用もしやすくおすすめです。
また、特典航空券は本人と家族のみならず、友人や恋人の分も交換が可能なので、思い出作りの旅行もお得に楽しむことができます。
最高1億円の充実した海外旅行傷害保険やユナイテッドクラブの無料パスなど、海外旅行や海外出張が多い方にとってうれしい優待が付帯しています。
旅行関連だけでなく、マイル⇔楽天ポイント交換など、普段のお買い物などでもお得に利用いただけます。
ぜひMileagePlusセゾンプラチナカードで、マイルをザクザク貯めてくださいね。