PASMO(パスモ)にチャージできるおすすめクレジットカード
  • 2023年9月8日
  • 2024年7月12日
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PASMO(パスモ)チャージでお得なおすすめクレジットカード6選

首都圏を中心とした私鉄やバスを利用されたことがある方なら、必ず一度は「PASMO」という表示を見たことがあるでしょう。

PASMOは、JRが発行する「suica」と同じ交通系ICカードの一つです。

首都圏の多くの私鉄やバスの他、相互利用を行う全国の鉄道やバスでもタッチするだけで利用できます。

しかし、いざ利用したいときに残高がなくて焦った経験がある方も多いでしょう。

そこで、便利なのはオートチャージができるクレジットカードです。

この記事ではPASMOチャージでお得なクレジットカード6選と、カードを選ぶ際のポイントや注意点を解説します。

※本記事の価格は全て税込みです。

PASMOが使えるクレジットカードを選ぶポイント

ポイント

PASMOにチャージできるクレジットカードの選び方ですが、どんなカードでも紐付けできるわけではありません

PASMOにクレジットカードでチャージする方法は、次の2通りです。

PASMOにクレジットカードでチャージする方法
  • オートチャージを設定する
  • 東急線各駅の自動券売機でクイックチャージする(オートチャージ機能付きカードのみ)

東急線以外の駅券売機でチャージできるのは現金のみです。また、コンビニやバスでのチャージも現金でしかチャージできません。

したがってPASMOにクレジットカードでチャージする場合は、PASMOにオートチャージできるクレジットカードを選ぶ必要があります。

オートチャージは、残高が少ない状態で改札機にタッチしたとき、自動的に設定金額がチャージできるシステムです。

オートチャージとは

PASMOの残高が2,000円以下で改札機にタッチしたとき、3,000円がチャージされる(初期設定の場合)
※オートチャージする条件や金額は、駅の券売機や窓口で変更可能

PASMOにオートチャージできるクレジットカードを選ぶポイントは次のとおりです。

PASMOが使えるクレジットカードを選ぶポイント
  • 分離型にするか一体型にするか決める
  • いつも利用している鉄道で決める
  • 年会費やポイント還元率を考える

順に解説します。

①分離型にするか一体型にするか決める

PASMOにチャージできるクレジットカードには、次の2種類のカードがあります。

  • 分離型…通常のPASMOにクレジットカードを紐付けて使う
  • 一体型…PASMO機能、クレジットカード、電子マネー、定期券(搭載できるカードの場合)が1枚になる

「分離型」の場合、PASMOとクレジットカードでカードが2枚になります。

分離型のPASMOは通常と同じように利用できますが、設定した金額より残高が少なくなると、紐付いているクレジットカードからオートチャージできます。

分離型PASMOは、スマホアプリの「モバイルPASMO」やApple Payに登録が可能です。

「一体型」の場合、1枚でPASMO機能、クレジットカード機能、電子マネー、搭載できる場合は定期券としても利用できます。

クレジットカードにPASMO機能が搭載されているものであり、PASMO、クレジットカード、それぞれ別々に持っていなくても良いのがメリットです。

ただし一部の一体型PASMOには、定期券が搭載できないのでご注意ください。

②いつも利用している鉄道や百貨店で決める

小田急電鉄

PASMOにオートチャージできるクレジットカードは、主に提携している鉄道会社から発行されています。

いつも利用している鉄道から発行されているクレジットカードに申し込むことで、オートチャージで貯まるポイントをいつものお店で利用することができます。

ポイントの種類は次のようなものです。

  • 東京メトロポイント
  • 小田急ポイント
  • TOKYU POINT
  • 京王ポイント
  • JALマイル
  • ANAマイル
  • 三井住友カードのVポイント、JCBのOki Dokiポイントなど

やはりいつも小田急線を利用するなら、他の会社のポイントよりも小田急ポイントが貯まるほうが嬉しいですよね。

PASMO独自のポイントプログラムは存在しないので、発行するクレジットカードはいつも利用する路線のカードを選ぶようにしましょう。

③年会費やポイント還元率を考える

カードの年会費やポイント還元率も、カード選びの重要なポイントです。

カードの種類によっては、カードショッピングでつくポイントの他、定期券の購入でもポイントが貯まります。

カードと提携している百貨店での買い物なら、ポイント還元率1.0%〜10%と高い還元率になっているので見逃さないようにしましょう。

では次の章から、PASMOのチャージにおすすめのクレジットカードをご紹介します。

Tokyo Metro To Me CARD Prime JCB

To Me CARD Prime PASMO

Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMO
還元率ポイント0.5%~
マイル0.3%
年会費初年度無料
2年目以降2,200円(税込)
※年間50万円以上利用で次年度無料
家族カードJCB:440円(税込)
NICOS:1,100円(税込)
旅行保険海外JCB:なし
NICOS:最高2,000万円(利用付帯)
国内なし
ETCカード発行手数料JCB:無料
NICOS:1,100円
年会費
電子マネーQUICPay、PASMO
国際ブランドJCB、Visa、Mastercard
発行会社株式会社ジェーシービー、三菱UFJニコス株式会社
発行期間最短3営業日
(通常1週間程度)

Tokyo Metro To Me CARD Prime JCBは、東京メトロのクレジットカードです。

To Me CARDとPASMOを別々に持ちたい方への「To Me CARD Prime」と、To Me CARDとPASMOの機能が1枚になった「To Me CARD Prime PASMO」があります。

年会費は初年度無料で、次年度から2,200円になりますが、年間50万円以上のショッピング利用で無料になります。

毎日東京メトロを利用する方でしたら、1日1,400円弱の利用で年間50万円を達成できます。

毎日東京メトロに乗ってお弁当も買うという方なら、楽に達成できるでしょう。

メトロポイントには、乗車でポイントが貯まる「乗車ポイント」と、自販機や店舗の利用で貯まる「電子マネーポイント」があります。

貯まったメトロポイントは10ポイントでPASMO10円分にチャージできます。東京メトロを利用する方には大変お得です。

メトロポイントを貯めるには「メトロポイントPlus」に申し込む必要があるので、カードが届いたら忘れずに申し込みましょう。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
還元率ポイント0.5%~
マイル0.5%~1.0%
年会費初年度無料
2年目以降2,200円(税込)
家族カード1,100円(税込)
旅行保険海外最高1,000万円(利用付帯)
国内最高1,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーQUICPay、PASMO、PiTaPa
国際ブランドJCB
発行会社株式会社ジェーシービー
発行期間最短5営業日

「ANA To Me CARD PASMO JCB」は”ソラチカカード”とも呼ばれる、空と地下をよく行き来する方に人気のカードです。

東京メトロのメトロポイントとANAマイル、それにJCBの「Oki Dokiポイント」が貯まって、PASMO定期券も搭載できる一体型タイプです。

メトロポイントPlusに登録することで東京メトロの乗車や買い物でメトロポイントが貯まり、メトロポイントは「100ポイント=90マイル」でANAマイルに交換できます。

Oki Dokiポイントは1,000円で1ポイント貯まり、メトロポイントやANAマイルに交換できます。

年会費は初年度無料で次年度から2,200円ですが、入会時と毎年のカード継続時にボーナスマイルで1,000マイルもらえます。

実質1,000円弱の年会費で、メトロポイントやANAマイルがどんどん貯まるのが人気のポイントです。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
還元率ポイント0.5%〜
マイル0.5~1.0%
年会費初年度無料
2年目以降2,200円
家族カード1,100円
※初年度無料
旅行保険海外最高1,000万円(自動付帯)
国内なし
ETCカード発行手数料無料
年会費550円
※初年度無料
※前年度に1回以上の利用で翌年度無料
電子マネーiD、PiTaPa
国際ブランドMastercard
発行会社三井住友カード株式会社
発行期間らくらく発行:2~3週間程度
通常発行:3~4週間程度

「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」は、PASMO定期券の他、ANAマイルとTOKYU POINTが貯まるクレジットカードです。

三井住友カードが発行するクレジットカードで、PASMOのオートチャージや定期券購入で「Vポイント」が貯まります

TOKYU POINT加盟店なら、Vポイントに加えてTOKYU POINTも貯まります。

貯まったマイルやTOKYU POINTは相互交換が可能です。またVポイントもマイルに交換できます。

年会費はソラチカカードと同様、初年度無料で次年度から2,200円ですが、入会時と毎年のカード継続時にボーナスマイルで1,000マイルもらえます。

東急線や東急百貨店などのTOKYU POINT加盟店を使う方で、ANAマイルも貯めたいという方には大変お得なカードです。

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
還元率ポイント0.5%~3.0%
マイル0.24%~1.5%
年会費初年度無料
2年目以降1,100円
家族カード初年度:無料
2年目以降:330円
旅行保険海外1,000万円(利用付帯)
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーQUICPay
国際ブランドVisa、Mastercard
発行会社東急カード株式会社
発行期間通常4週間

「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」はPASMO機能やPASMO定期券の他、TOKYU POINTが貯まるTOKYU CARDと、JALマイレージバンク機能がついた一体型カードです。

定期券購入やオートチャージで1%、VisaやMasterCardの加盟店でのショッピングで1%のTOKYU POINTが貯まります。

TOKYU POINT加盟店なら最大10%のポイント還元がありますよ。

定期券購入やオートチャージでのポイント還元は、「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」への登録が条件になります。

購入や利用の翌日までに登録する必要があるので、忘れないようにしましょう。

さらにJALマイレージバンク(JMB)機能が搭載されているので、JAL便への搭乗などでJALマイルを貯められます

TOKYU POINTとJALマイルは相互交換できるので、東急加盟店でのお買い物+JAL便の利用が多い方に最適な1枚です。

年会費は初年度無料で次年度からは1,100円と比較的安く、JALグループや東急線を利用する方にとてもお得なカードです。

OPクレジット

OPクレジット

OPクレジット
還元率ポイント0.5~10%
マイル-
年会費初年度無料
2年目以降550円
前年に1回以上利用で翌年も無料
家族カード110円
※初年度無料
※2年目以降も本会員が無料の条件を満たせば無料
旅行保険海外なし
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーなし
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
発行会社Visa、Mastercard三菱UFJニコス株式会社
JCB株式会社ジェーシービー
発行期間1~2週間

OPクレジットは、小田急線や小田急百貨店でポイントが貯まるカードです。記名式PASMOをお持ちの方のための「分離型」になります。

オートチャージや定期券購入で200円で1ポイント貯まるほか、小田急ポイントサービス加盟店では最大10%ポイントが還元されます。

カードを掲示して現金払いでも、220円につき1ポイントお買い上げ・ご利用ポイントが貯まりますが、クレジット払いならさらに200円で1ポイント還元があります。

国際ブランドがJCBの場合、ポイント付与に関して注意が必要です。

JCBブランドの場合のポイント付与
  • オートチャージ利用分…ポイント付与あり
  • モバイルPASMO・Apple PayのPASMOチャージ利用分…ポイント付与対象外

年会費は初年度無料で、次年度から550円になりますが、年に1回でもクレジット払いの利用があれば次の年の年会費は無料になります。

京王パスポートPASMOカードVisa

京王パスポートPASMOカード Visa

京王パスポートPASMOカード VISA
還元率ポイント0.5%~
マイル0.3%~
年会費初年度無料
2年目以降262円
※年1回以上PASMOオートチャージ利用で翌年も無料
家族カード
旅行保険海外最高2,000万円(利用付帯)
国内-
ETCカード発行手数料無料
年会費550円
※初年度無料
※前年度に1回以上の利用で翌年度無料
電子マネーiD、PASMO
国際ブランドVISA
発行会社三井住友カード株式会社
発行期間最短5営業日

「京王パスポートPASMOカードVisa」は、クレジットカードとPASMOと定期券が1枚になった一体型カードです。

京王線や井の頭線をよく利用する方におすすめのカードです。

クレジット払いで貯まるVポイントの他に、PASMOの電子マネーの利用で「京王PAS×PASポイント」が1%貯まります

それぞれの還元率は、次のようになっています。

  • オートチャージでVポイントが0.5%還元
  • PASMO電子マネーの利用で月間利用額から京王ポイント1%還元
  • PASMOを利用して同じ日に京王の電車とバス、京王の電車とタクシーを利用すると1日につき京王ポイント20ポイント付与
  • 電車・バスの定期券購入でVポイントと京王ポイント合わせて1.5%還元
  • 京王ポイント対象店で、クレジット払い・電子マネー・現金のいずれの支払い方法でも0.5%〜10%還元
  • 国内外のVisa加盟店でのクレジット払いでVポイント0.5%還元

貯まった京王ポイントは、京王グループの百貨店やスーパーなどで1ポイント単位で使えます。

Vポイントも京王ポイントに等価交換できます。

年会費は初年度無料で次年度から262円ですが、PASMOオートチャージが年1回でもあれば翌年度の年会費は無料と、とても低コストなカードです。

PASMO(パスモ)のクレジットチャージの注意点

注意点

ではPASMOにクレジットチャージするうえで、気をつけなければいけない注意点について解説します。

基本的に券売機でのクレジットチャージはできない

東急線の各駅の券売機で、オートチャージ機能がついたPASMOならば「クイックチャージ」という方法でクレジットチャージができます。

それ以外の駅の券売機や、分離型でオートチャージの申し込みが未完了のクレジットカードでは、クイックチャージはできません。

一体型タイプは、最初からオートチャージ機能が付いています。

オートチャージができるのは「PASMOかSuicaエリアの鉄道の改札」のみ

駅の改札

PASMOは、交通系ICカードの相互利用を行う路線ならば、全国で利用できます。

ただしオートチャージは、PASMOやSuicaのエリア外の改札ではチャージされません。

SuicaやPASMOのエリア外で利用する場合は、あらかじめチャージされたPASMOが必要です。

またバスの窓口や車内、コンビニで利用してもオートチャージされません。

バスやコンビニでは、現金でのチャージになります。

PASMOでTOKYU POINTやメトロポイントを貯めるには申し込みが必要

メトロポイントやTOKYU POINTを電車やバスの利用で貯めたい場合は、それぞれ申し込みが必要になります。

電車やバスでポイントを貯めたいときの申込先
  • メトロポイント
    →メトロポイントPlus
  • TOKYU POINT
    →電車とバスで貯まるTOKYU POINT

カードが届いたら、すぐに申し込むようにしましょう。

PASMOにクレジットカードを紐付ければお得にポイントが貯まる

パスモ

PASMOにクレジットカードでチャージするとお得で便利
  • PASMOにクレジットチャージするには対応カードでオートチャージする
  • PASMOにオートチャージできるカードは分離型と一体型がある
  • 一体型はPASMOとクレジットカードと定期券が1枚になったカード
  • よく利用する鉄道のカードなら鉄道やバスの利用でポイントが貯まる

PASMOにクレジットカードでチャージしたい場合、どんなカードでもチャージできるわけではありません。

PASMOのオートチャージに対応したカードならば、改札機にタッチするだけで設定金額がクレジットカードからチャージされます。

PASMOにクレジットカードを紐付ければ、鉄道やバスの利用や定期券の購入でもポイントが貯まり、提携しているお店などで利用できます。

JALマイルやANAマイルと交換できるカードもあります。

PASMOのオートチャージに対応している、いつも利用する鉄道やお店のカードを紐付けることで、PASMOやクレジットカードをよりお得に利用できます。

ぜひこれらのカードを参考にしてください。