アメックスプラチナはアメリカン・エキスプレスが直接発行するプラチナカードです。
年会費は165,000円と高額ですが、他のカードを圧倒する高いステータスを持ち、付帯サービスも充実しています。
そんなアメックスプラチナでは家族カードを年会費無料で4枚まで発行可能です。しかも、利用できる特典は本カードとほとんど変わりません。
家族でアメックスプラチナを使うなら、家族カードを発行するとお得です。
本記事ではアメックスプラチナの家族カードのサービス内容や本カードとの違いについて解説します。
- 年会費は4枚まで永年無料
- 配偶者や両親、18歳以上の子供が申し込み対象
- 生計を共にする兄弟や同性パートナーも発行可能
- 4枚まで発行可能
- 家族カードでも本カードの特典はほぼ利用可能
- もう1枚作るより家族カードを作るほうがお得
- メタルカードは本カードのみ
- 旅行傷害保険は利用付帯になるが補償額は変わらない
- フリー・ステイ・ギフト、バースデーギフト進呈は本会員のみ
- 入会キャンペーンは家族会員には適用されない
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | アメックスプラチナ | アメックスグリーン | ゴールド・プリファード・カード | ANAアメリカン エキスプレス・カード | ANAアメリカン・エキスプレス ゴールド・カード | セゾンパール・アメリカン エキスプレス(R)・カード | セゾンゴールド・アメリカン エキスプレス・カード |
年会費 | 165,000円 | 月会費制1,100円/月 (年合計13,200円) | 39,600円 | 7,700円 | 34,100円 | 1,100円 年1回の利用で無料 | 11,000円 初年度無料 |
還元率 | 0.3%~3.0% | 0.3%~1.0% | 1.0%~3.0% | マイル還元率 0.5%~1.5% | マイル還元率 0.5%~3.0% | 0.5%~3.0% | 0.6%~1.0% |
国際ブランド | American Express | American Express | American Express | American Express | American Express | American Express | American Express |
キャンペーン | 合計165,000円相当 キャッシュバック | 合計35,000ポイント プレゼント | 新規入会&条件達成で 合計100,000ポイント 獲得可能 | 合計18,000マイル 相当獲得 | 合計68,000マイル 相当獲得 | 最大8,000円相当 プレゼント | 最大7,000円相当 プレゼント |
申込対象 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 | 18歳以上 | 20歳以上 |
発行スピード | 最短3営業日 | 最短3営業日 | 通常1~3週間 | 1週間〜3週間 | 1週間〜3週間 | 最短5分 | 最短3営業日 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
アメックスプラチナの家族カードの年会費
アメックスプラチナの家族カードの年会費は4枚まで永年無料です。
本来なら年間143,000円もコストがかかるアメックスプラチナを無料で保有できます。
また、家族カードを発行することで1人あたりの実質年会費を節約できます。
家族カード枚数 | 1人あたりの実質年会費 |
---|---|
0枚(本カードのみ) | 143,000円 |
1枚 | 71,500円 |
2枚 | 47,666円 |
3枚 | 35,750円 |
4枚 | 28,600円 |
例えば本会員+家族会員4人なら、1人あたりの年会費は実質28,600円です。
手厚い特典が付帯するアメックスプラチナを、一般的なプラチナカード並みの年会費で保有できることになります。
アメックスプラチナの家族カードの申込資格
アメックスプラチナの家族カードの申込資格は以下の通りです。
- 本カード会員の配偶者、両親、18歳以上の子供のいずれかであること
- 15歳以上18歳未満も申し込み可だが、特別申込書への記入が必要
- 生計を共にする兄弟や同性パートナーも申し込める
アメックスプラチナの家族カードを申し込めるのは、本カード会員の配偶者、両親、18歳以上の子供であることが原則です。
18歳未満でも、15歳以上かつ特別申込書へ記入すれば家族カードを発行できます。
その場合はウェブではなくコールセンターで家族カードを申し込んでください。
0120-020-444
受付時間:9:00-21:00、土日祝休
アメックスプラチナでは生計を共にする、兄弟や同性パートナーなども家族カードの申し込みができます。
配偶者、両親、18歳以上の子供に当てはまらない場合も、まずは電話で相談してみましょう。
アメックスプラチナの家族カードが発行できる枚数
アメックスプラチナの家族カードの発行上限枚数は4枚です。
5枚以上は発行できません。
6枚まで発行できるアメックスの他のカード(アメックスゴールドなど)と比べると、アメックスプラチナは他のカードより2枚少なめに設定されています。
とは言え本カードを含めると5人まで発行できるので、よほど大家族でなければ問題ないでしょう。
アメックスプラチナの家族カードにメタルカードはない
アメックスプラチナの家族カードでは「メタルカード」が発行されません。
メタルカードはその名の通り金属で作られたカードです。
アメックスプラチナの特徴の1つであり、プラスチックカードにはない高級感があります。
このメタルカードが発行されるのは本カード会員のみです。
家族カード会員はプラスチック製のカードが発行されます。
アメックスプラチナの家族カードと本カードの特典の違い
アメックスプラチナは年会費が高額な代わりに豪華な付帯サービス・特典が目白押しです。
となると、年会費が無料の家族カードと本カードでは特典にどのような違いがあるか気になりますよね。
家族カードと本カードにおける主な特典の違いは以下の3つだけです。
- フリー・ステイ・ギフトをもらえない(利用は可能)
- バースデーギフトは本カード会員のみ
- 入会キャンペーンは適用されない(利用額には含まれる)
フリー・ステイ・ギフト、バースデーギフトはもらえない
フリー・ステイ・ギフトでは、カード更新時に国内の対象ホテルで使える無料宿泊券がもらえます。
無料宿泊券をもらえるのは本カード会員のみです。
家族カードを発行しても、もらえる無料宿泊券は増えません。
ただし、無料宿泊券を家族カード会員が利用することはできます。
同様に、年1回の誕生日に届くバースデーギフトがもらえるのも本カード会員のみです。
家族カード会員はバースデーギフトをもらえません。
入会キャンペーンは適用されない
アメックスプラチナでは入会から一定期間内に利用条件を満たすことでを利用することでボーナスが付与されるキャンペーンを定期的に実施しています。
この定期キャンペーンは本カードのみ対象です。
家族カードの申し込みではキャンペーンが適用されません。
ただし、家族カード利用額も条件達成のための利用額には含まれます。
ほとんどの特典は家族カードでも利用できる
アメックスプラチナの主な特典のうち、本カード会員限定なのは3つだけです。
それ以外のほとんどの特典は家族カード会員も利用できます。
- プラチナ・コンシェルジェ・デスク
- プラチナ・カード・アシスト
- ホテル・メンバーシップ
- ファイン・ホテル・アンド・リゾート
- プライオリティ・パス
- グローバル・ラウンジ・コレクション
- 手荷物無料宅配サービス
- 2 for 1ダイニングby招待日和
- 日本の極 KIWAMI 50
- 各種プロテクションサービス
- スポーツクラブ・アクセス
世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジを使えるプライオリティ・パスは、家族カード会員も無料で発行可能です。
また、家族カードも同様に同伴者1人とともにラウンジを無料で利用できます。
例えば夫婦でアメックスプラチナ(本カード+家族カード1枚)を持てば、家族4人でラウンジを使えます。
また、ホテル・メンバーシップやファイン・ホテル・アンド・リゾートといったホテル優待も対象です。
プライオリティ・パスと合わせれば、家族カード会員だけでも十分ゴージャスな旅行を楽しめます。
所定のコース料理を2人以上予約で1人分無料になる「2 for 1ダイニングby招待日和」も利用可能です。
ただし、2 for 1ダイニングby招待日和は1店舗につき半年間あたり1回しか使えません。
この制限も本会員と家族カード会員で共通です。例えば本会員が利用したお店は家族カード会員も半年間使えません。
アメックスプラチナの家族カードと本カードの旅行傷害保険の違い
手厚い旅行傷害保険もアメックスプラチナの魅力の1つです。
旅行傷害保険は家族カード会員も利用できます。補償金額は本カード会員と全く同じです。
家族特約も付いているため、家族カード会員と一緒に旅行した家族も補償されます。
保険金の種類 | 保険金額 | |
---|---|---|
国内旅行 | 傷害死亡・後遺障害保険金 | 最高1億円 |
入院保険金 | 日額5,000円 | |
手術保険金 | 最高20万円 | |
通院保険金 | 日額3,000円 | |
海外旅行 | 傷害死亡・後遺障害保険金 | 最高1億円 |
傷害治療費用保険金 | 最高1,000万円 | |
疾病治療費用保険金 | 最高1,000万円 | |
賠償責任保険金 | 最高5,000万円 | |
携行品損害保険金 | 最高100万円(免責3,000円) | |
救援者費用保険金 | 最高1,000万円 |
ただし、家族カード会員は国内旅行傷害保険だけでなく海外旅行傷害保険も利用付帯です。
本カード会員は海外旅行傷害保険が自動付帯なので、カードを持っているだけで保険が有効です(傷害死亡・後遺障害保険金のみ5,000万円が利用付帯)。
一方、家族会員はすべての海外旅行傷害保険の補償が利用付帯で、旅行代金などをカードで決済しないと保険を一切受けられません。
補償金額は同じですが、補償を受けるための条件が異なる点には注意してください。
アメックスプラチナの家族カードを作るか、もう1枚本カードを作るか
アメックスプラチナを家族で持つ場合の選択肢は2つあります。
- 家族カードを作る→年会費の総額は143,000円
- もう1枚本カードを作る→年会費の総額は286,000円
基本的には家族カードを作るのがおすすめです。
家族カードも本カードも、サービス内容にはあまり差がありません。
- メタルカードを発行できる
- フリー・ステイ・ギフトとバースデーギフトをもらえる
- 入会キャンペーンがある
- 海外旅行傷害保険が自動付帯になる
プライオリティ・パスやファイン・ホテル・アンド・リゾート、2 for 1ダイニングby招待日和といったほとんどの特典は家族カード会員も利用できます。
旅行傷害保険も、旅行代金をアメックスプラチナで支払えば補償内容は全く同じです。
にもかかわらず、家族カード会員は143,000円という高額な年会費が無料になります。
これなら、家族カードを発行するほうが圧倒的にお得です。
ただし、家族カードの支払いはすべて本カード会員にまとめられます。
どうしても支払いを別にしたい場合は家族カードではなく本カードをもう1枚作るしかありません。
それ以外のケースでは本カードを作るよりも家族カードを発行するほうが間違いなくお得です。
アメックスプラチナを家族で使うなら家族カードがお得!
以上、アメックスプラチナの家族カードのサービス内容と本カードとの違いについて解説しました。
- 年会費は永年無料
- 配偶者や両親、18歳以上の子供が申し込み対象
- 生計を共にする兄弟や同性パートナーも発行可能
- 4枚まで発行可能
- 家族カードでも本カードの特典はほぼ利用可能
- もう1枚作るより家族カードを作るほうがお得
- メタルカードは本カードのみ
- 旅行傷害保険は利用付帯になるが補償額は変わらない
- フリー・ステイ・ギフト、バースデーギフト進呈は本会員のみ
- 入会キャンペーンは家族会員には適用されない
アメックスプラチナの家族カードは年会費が4枚まで無料です。
本カードの年会費は143,000円と高額ですが、家族で持つなら1人あたりの実質年会費を抑えられます。
年会費が無料でも、サービス内容は本カード会員とほぼ同じです。
プライオリティ・パスや2 for 1ダイニングby招待日和といった特典も使えます。
本カード会員限定の特典はメタルカード発行、フリー・ステイ・ギフト、旅行傷害保険の自動付帯くらいしかありません。
家族でアメックスプラチナを持つなら、年会費が無料になる家族カードがおすすめですよ。