iPhoneでおサイフケータイを使う方法
  • 2019年6月27日
  • 2024年7月10日
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iPhoneでおサイフケータイを使う方法|メリットと注意すること

おサイフケータイと聞くと、スマホを使ってコンビニなどで買い物ができる機能と連想する人が多いと思います。

筆者がケータイショップで働いていた時も、「これっておサイフケータイついているの?」という問い合わせはよくありました。

中にはiPhoneにおサイフケータイがついているかどうか聞いてきた人もいます。

このように、おサイフケータイ=スマホで支払いができる機能というイメージを持っている人がかなり多いようですが、実際のおサイフケータイのサービスは大きく異なるものです。

iPhoneでおサイフケータイは使えない
  • iPhoneで使えるのはApple Pay
  • おサイフケータイはAndroidスマホのサービス
  • Apple Payは3種類の電子マネーとクレジットカードが利用できる

そもそも、iPhoneにおサイフケータイの機能はありません。

おサイフケータイというのは、SONYが開発したFeliCaを使った、NTTドコモ開発の決済サービスだからです。

おサイフケータイは日本で販売されているAndroidスマホ向けの機能でもあるので、iPhoneで使うことはできません。

そこで今回は、「iPhoneのおサイフケータイ」ともいえるApple Payについて詳しく解説をしていきます。

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iPhoneでおサイフケータイを使うことはできない

QUICPay

画像引用元:iPhoneではじめる(Apple Pay)|QUICPay

まず、冒頭でも述べた通りiPhoneでおサイフケータイを使うことはできません

正確に言うと、NTTドコモが開発したAndroidスマホ向けのスマホ決済アプリであるおサイフケータイはiPhoneに対応していないということになります。

しかし、iPhoneでもおサイフケータイに似た決済アプリのサービスが開始されました。

それがApple Payと呼ばれる機能で、おサイフケータイとサービス内容が若干似ています。

Apple PayはiPhone版おサイフケータイと言っても良いでしょう。

iPhoneで使うのであればApple Payを利用する

iPhoneのスマホ決済アプリはApple Payと呼ばれるものです。

Apple PayはAppleが自社製品向けに開発した決済サービスであり、iPhoneとiPad、Apple Watchで利用することができます。

iPhoneではおサイフケータイではなく、Apple Payが利用できます。

iPhoneでおサイフケータイを使うには?
  • iPhoneにおサイフケータイの機能はない
  • あくまでおサイフケータイはAndroidスマホのサービス
  • iPhoneのスマホ決済サービスはApple Pay
  • iPhone 7以降のiPhoneであればApple Payが利用可能

Apple Payを使う方法

前章でも述べた通り、iPhoneではおサイフケータイを利用することができません。

iPhoneで利用するならApple Payです。

Apple PayはiPhoneで使えるスマホ決済アプリであり、その名の通りAppleが運営しているサービスです。

そんなiPhoneで使えるApple Payの使い方を詳しく紹介するので、これからApple Payを使おうと考えている人は是非参考にしてください。

WalletアプリをiPhoneで起動させる

Apple Pay

まず、iPhoneにプリインストールされているWalletアプリを開きます。

Walletアプリは上記の画像のアイコンです。

利用する時はWalletアプリを開けば使うことができますが、ロック中にホームボタン(iPhone Xシリーズはサイドボタン)を2回押すことでロック画面から簡単に起動させることができます。

Walletアプリにある「+」のマークをタップ

Walletアプリを開いたら、まずは「+」のマークをタップします。

「+」のマークをタップすると、Apple Payの案内が表示されるので「続ける」をタップしてください。

クレジットカードまたはプリペイドカードを読み込む

「続ける」をタップすると、次にカードを読み込む画面が表示されます。

iPhoneのカメラをかざし、枠内に利用するクレジットカードやプリペイドカードを入れて読み込みましょう。

もちろん、カード情報を手入力することも可能です。カード情報を入力したら、次に有効期限とセキュリティコードを打ち込んで登録完了となります。

交通系ICカードSuicaも利用可能

Apple Payでは、交通系ICカードであるSuicaも利用できます。

SuicaをApple Payに登録すれば、改札にiPhoneをかざすだけで通れるようになります。

利用したい支払い方法をお店側に伝えてiPhoneをかざして決済する

Apple Payを使う時は、「Apple Payで」と言っても店員には伝わりません

Apple Payで使いたい支払い方法をお店側に伝えて利用しましょう。

  • 「クレジットカードで」
  • 「iDで」

などです。

おサイフケータイとApple Payの違い

次に、おサイフケータイとApple Payの違いについて解説していきます。

おサイフケータイとApple Payの大きな違いとしては、対応しているスマホの種類が異なるという点です。

後は利用できる電子マネーの数や、クレジットカード利用の可否なども大きく異なります。

それぞれ対応しているスマホが異なるので、どちらを選ぶということはありませんが、使い勝手が良いのはApple Payの方だと思われます。

対応スマホがAndroidスマホかiPhoneか

おサイフケータイはAndroid専用のスマホ決済アプリであり、Apple PayはiPhoneなどのApple製品専用の決済アプリです。

そもそも使える機種が異なるので、どちらを選ぶべきか迷うことはありません。

クレジットカードが使えるかどうか

おサイフケータイは電子マネーしか利用することができません。

一方でApple Payはクレジットカードの登録をすることもできます。

そのため、スマホ決済アプリでクレジットカードを使いたいという人はApple Payの方が向いているでしょう。

利用できる電子マネーの数

おサイフケータイで利用できる電子マネーの数が7種類であることに対し、Apple Payは以下の3種類の電子マネーしか使うことができません。

  • iD
  • QUICPay
  • Suica

おサイフケータイなら、その他の電子マネーであるnanacoやWAON、楽天Edyにも対応しています。

iPhoneでApple Payを使う方法とおサイフケータイとの違い
  • iPhoneのWalletアプリを開いてカードを読み込む
  • 利用したい支払い方法をお店側に伝えてiPhoneを機械にかざして使う
  • おサイフケータイはAndroidスマホ・Apple PayはiPhone専用のサービス
  • おサイフケータイはクレジットカードを使えないがiPhoneは使える

Apple Payを利用するメリット

次に、Apple Payを利用するメリットについて解説します。

Apple PayはiPhoneをかざすだけで支払うことができるスマホ決済アプリです。

そのため、レジで財布から小銭を出したりお釣りをもらう手間が省けます。

財布やカードがなくても買い物ができるようになるので、財布やカードを紛失するリスクも減ります

また、お店側にクレジットカードの情報が共有されないなど、セキュリティ面でも非常に優れたサービスでもあります。

そんなApple Payのメリットを詳しく紹介するので、是非チェックしてください。

Apple Payのメリット
  • iPhoneをかざして最短1秒で支払いが完了
  • 財布やカードを持ち歩く必要がない
  • お店側にクレジットカード情報が共有されない
  • Apple Payと連携してポイント還元率がアップするカードもある

iPhoneをかざして最短1秒で支払いが完了

Apple PayはiPhoneをかざして最短1秒で支払いを完了させることができます。

レジで財布を取り出してお金を手渡したり、お釣りを受け取る手間が一切かかりません。

ユーザーの手間がかからないことはもちろん、店員もスムーズにレジ業務を行うことができます。

財布やカードを持ち歩く必要がない

iPhoneで支払いができるので、財布やカードを持ち歩く必要がなくなります。

そのため、財布やカードをどこかで紛失したり盗まれるリスクも軽減されるでしょう。

お店側にクレジットカード情報が共有されない

Apple Payは、登録したクレジットカードの情報をAppleで保存せず、またお店にも共有させることはありません。

あくまで「Apple Payでの支払い」という形になります。

そのため、不必要にクレジットカードの情報を拡散させることがなくなるので、不正利用や情報漏えいのリスクも少なくなります。

Apple Payと連携してポイント還元率がアップするカードも

まだApple Payがサービスを開始して間もないということもあり、Apple Payと連携したクレジットカードのポイント還元率が上がるというキャンペーンが行われることがあります。

まだサービスを開始して間もない今だからこそ、お得に利用できる可能性があります。

Apple Payを利用するデメリット

次に、Apple Payを利用するデメリットについて解説します。

キャッシュレスということでお金を遣わないという楽さはありますが、現金を遣っている感覚がないのでキャッシュレス慣れしていない人は遣い過ぎてしまう恐れがあります。

そんなApple Payのデメリットも詳しく解説するので、必ず確認した上で利用するようにしましょう。

Apple Payのデメリット
  • 全てのお店で利用できるわけではない
  • 現金を遣わないので遣い過ぎるリスクもある
  • Apple Payに対応していないカードもある
  • 対応している電子マネーは3種類のみ

全てのお店で利用できるわけではない

まだ1年少しのサービスなので、使えないお店もまだまだたくさんあります。

全てのお店で利用できるわけではないので、完全にiPhoneだけで買い物ができるというわけではないのです

現金を遣わないので遣い過ぎるリスクもある

キャッシュレスに慣れていない人や、金銭感覚が怪しい人に多いのが、現金を遣っている感覚が薄く遣い過ぎてしまうというケース

自分がどれだけ遣ってしまうか不安な人は、自分が遣った金額をこまめに確認するようにしましょう。

クレジットカードや電子マネーのアプリの利用履歴を見ればすぐに確認できます。

Apple Payに対応していないカードもある

Apple Payに対応していないカードも多いので、いざクレジットカードを使おうと思ったら使えなかったというケースもあります。

今後さらにサービスが拡大することを期待したいですね。

対応している電子マネーは3種類のみ

対応している電子マネーはiD、QUIC Pay、Suicaの3種類のみと、おサイフケータイに比べてかなり少ないです。

そのため、楽天Edyなどでポイントを貯めたいと考えている方にはおすすめできません。

Apple Payはクレジットカードも使えるiPhone版おサイフケータイ

最後に、Apple Payのメリット・デメリットについてまとめます。

Apple Payのメリット
  • iPhoneをかざすだけで最短1秒で買い物ができる
  • 財布やカードを持ち歩く必要がない
  • クレジットカードの情報がお店側に共有されない
Apple Payのデメリット
  • 全てのお店で使えるわけではない
  • 現金を遣わないので遣い過ぎるリスクもある

Apple Payは、iPhoneをかざすだけで数秒で買い物ができる非常に便利な機能です。

財布やカードを持ち歩く必要がないので、カードの紛失や盗難のリスクもなく、クレジットカードの情報がお店に共有されることもありません。

Apple側にもクレジットカードの情報は保存されないので、安全性はかなり高いといえます。

キャッシュレス慣れしていない人は遣い過ぎてしまう恐れもあるので、自分が今いくら遣ったのかこまめに把握しながらApple Payを使いましょう。