クレジットカードは大きくプロパーカードと提携カードに分けられます。
しかし、いまいち違いが分からない、どちらを選ぶべきか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、プロパーカードと提携カードの違いについて解説します。
それぞれの特徴やおすすめな人についても説明するので、ぜひ参考にしてください。
- プロパーカードは国際ブランド会社が直接発行するカード
- 提携カードはクレジットカード会社が他の会社と提携して発行するカード
- プロパーカードはステータス性があり、保険の手厚さなどが魅力
- 提携カードは安い年会費でポイントが貯めやすく、提携会社独自の特典が充実
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | 三井住友カード(NL)![]() | JCB CARD W![]() | JCBゴールド![]() | 楽天プレミアムカード![]() | dカード GOLD![]() | セゾンプラチナ・ビジネス アメリカン・エキスプレス(R)・カード ![]() | リクルートカード![]() | アメックスグリーン![]() |
年会費 (税込) | 永年無料 | 無料 | 11,000円 初年度無料 | 11,000円 | 11,000円 | 22,000円 条件付きで11,000円 | 無料 | 月会費制1,100円/月 (年合計13,200円) |
還元率 | 0.5%~7%※1 | 1.0%~5.5% | 0.5%~5.0% | 1.0%~5.0% | 1.0%~10% | 0.5%〜1.0% | 1.2%~4.2% | 0.3%~1.0% |
国際ブランド | Visa、Mastercard | JCB | JCB | Visa、Mastercard、 JCB、American Express | Visa、Mastercard | American Express | JCB | American Express |
キャンペーン | 新規入会&条件達成で 最大6,000円相当 プレゼント※ 2023年10月1日~12月31日 | 新規入会 +Amazon利用で 最大10,000円 キャッシュバック | 新規入会 +Amazon利用で最大20,000円 キャッシュバック | 最大5,000ポイント プレゼント | 最大5,000ポイント プレゼント | 最大9,000円相当 プレゼント | 最大6,000円相当 プレゼント | 合計25,000ポイント プレゼント |
申込対象 | 18歳以上 | 18歳以上39歳以下 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 個人の方も申込可能 | 18歳以上 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 |
発行スピード | 最短30秒 ※最短30秒発行 | 最短即日※2 | 最短即日※2 ※オンライン口座設定が必要。 | 最短3営業日 | 最短5営業日 | 最短3営業日 | 1~2週間 | 1~3週間 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※1 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※2 モバ即(最短5分)の入会条件は以下2点になります。
【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
※特典付与には条件・上限があります。詳細は各クレジットカードのホームページをご確認ください。※カード原板タッチは対象外

プロパーカード・提携カードとは
クレジットカードには、プロパーカードと提携カードがあります。
- プロパーカード
国際ブランドが直接発行するオリジナルのカード - 提携カード
クレジットカード会社が他の会社と提携して発行するカード
プロパーカードと提携カードはカードを発行している会社によって分類されます。
国際ブランドとは、決済システムを提供するクレジットカード会社のこと。具体的には以下のような会社を指します。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
- 銀聯(Union Pay)
上記は6大国際ブランドなどと言われますが、すべての会社がカード発行業務まで行っているわけではありません。
プロパーカードを発行しているのは以下の3つの国際ブランドです。
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
VisaやMastercardが付いたクレジットカードは、国際ブランドがライセンスを提供した他の企業が発行しているカードです。
それぞれの概要についてもう少し詳しくみていきましょう。
プロパーカードの特徴
プロパーカードは、国際ブランドが直接発行しているクレジットカードのことです。
プロパーカードを保有したい場合は、JCB・アメリカン・エキスプレス・ダイナースクラブの3つから選ぶことになります。
カードによっても異なりますが、プロパーカードは以下のような特徴を持ちます。
- ステータスが高い
- 年会費が高い
- 付帯サービスが充実
広義のプロパーカードと呼ばれるものも
銀行系や信販系のクレジットカード会社が発行するクレジットカードも、その会社のプロパーカードと呼ばれることがあります。
以下は多くのクレジットカードを発行する会社の代表例です。
- 三井住友カード株式会社
- 三菱UFJニコス株式会社
- 株式会社オリエントコーポレーション
クレジットカード会社は、カード入会審査、発行、利用料の請求などを行っています。ユーザーにとって馴染みがある存在ですね。
提携カードの特徴
提携カードとは、国際ブランドとライセンス契約を結んだクレジットカード会社がさまざまな企業と提携して発行するクレジットカードのことです。
小売店・航空会社・通信会社・ホテルなど、さまざまな業態の企業と提携して発行されたカードがあり、日本で流通する大多数が提携カードです。
提携カードの特徴は以下の通り。
- 年会費無料のものも多くある
- 提携する企業独自の特典がある(割引・優待など)
- ポイントが貯まりやすい
提携会社のサービスを利用してもらうことなどを目的に発行されているため、特定のお店での割引やポイント還元など、カードごとにさまざまな特典が利用できます。
プロパーカードと提携カードを比較
この章では、プロパーカードと提携カードの違いについて、以下の視点から解説します。
- 年会費の違い
- 審査の違い
- ステータス性の違い
- 特典・サービスの違い
- ポイント還元の違い
あくまで“傾向”であり、一概に当てはめることはできない点に注意して読み進めてくださいね。
年会費の違い
プロパーカードは、提携カードと比べて年会費が高いことが多いです。
アメリカン・エキスプレスの国際ブランドが付いたプロパーカードと提携カードを比較してみましょう。
ランク | カード名 | 年会費 |
---|---|---|
プロパーカード | アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード | 13,200円 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 31,900円 | |
提携カード | セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | 3,300円(初年度無料) |
セゾンゴールド・ アメリカン・エキスプレス(R)・カード | 11,000円(初年度無料) |
「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」はクレディセゾンが発行する提携カードです。
一般的に、提携カードの年会費はプロパーカードよりも安い傾向にあります。
審査の違い
プロパーカードは、提携カードと比べて審査基準が厳しい傾向にあります。
年齢要件だけでなく安定した収入が求められることが多く、パートやアルバイトの場合申し込めないカードもあります。
一方、一概には言えませんが、年会費無料の提携カードは高校生を除く18歳以上であれば誰でも申し込めるものも多く、学生やパート・アルバイトでも作りやすいのが特徴です。
ステータスの違い
プロパーカードは、提携カードよりもステータスが高いのが特徴です。
プロパーカードは、一般・ゴールド・プラチナ・ブラックなど、細かなニーズに対応するランクのカードがそろっているものが多いです。
プロパーカードなら下位カードで利用実績を積むことで、ステータスの高い上位カードの取得を狙えます。
特典・サービスの違い
プロパーカード会員には国際ブランド各社のサービスが提供されます。
海外・国内旅行傷害保険・ショッピング補償やホテル・レジャー優待など、付帯されるサービスはさまざま。
特に、ゴールドカード以上の上位カードになると、空港ラウンジサービス・手荷物宅配サービス・コンシェルジュサービスなど手厚いサービスを受けられるのが特徴です。
例えばJCBの場合、以下のようなサービスがあります。JCBが直接提供するサービスのほか、オフィシャルスポンサーである東京ディズニーリゾートの特典も利用できます。
- JCB空港優待ガイド
国内主要国際空港内のJCBおすすめ加盟店で優待が受けられる - JCBプラザコールセンター(日本)
現地JCB加盟店のレストラン・エステ・オプショナルツアーなどを電話で予約できる - JCBプラザコールセンター(海外)
海外旅行中の事故・緊急時に電話で24時間相談できる - JCBプラザ
海外に設置されたサービス窓口 - 東京ディズニーリゾート特典
東京ディズニーリゾート・パークチケットが当たるキャンペーンやイベントの招待などの特典
一方で、提携カードで利用できる国際ブランド各社の付帯サービスは限定的です。券面にJCBのマークがついたカードでも、上記のサービスが使えないものがあります。
ただし、提携カードは提携会社ならではの独自の特典が利用できます。
- dカード
携帯電話の紛失・盗難・修理不能などに備えられる「dカードケータイ補償」が付帯 - ビックカメラSuicaカード
ビックカメラの買い物でポイントが最大11.5%還元 - イオンカードセレクト
毎月20・30日の「お客さま感謝デー」にイオングループでの買い物が5%オフ - セブンカードプラス
毎月8・18・28日の「ハッピーデー」にイトーヨーカドーで買い物すると5%オフ - リクルートカード
リクルート系サービスでポイント最大4.2%還元
よく利用する特定のお店があるなら、そのお店の特典が充実している提携カードを選ぶとお得でしょう。
ポイント還元の違い
プロパーカードでは、国際ブランドが発行するポイントが還元されます。また、提携カードよりも基本のポイント還元率が低い傾向にあります。
例えば、JCBプロパーカードで還元されるのはOki Dokiポイントで、基本ポイント還元率は0.5%です。
一方で提携カードは、年会費無料でありながらポイント還元率が1.0%以上のカードも多くあります。
分類 | カード名 | 還元されるポイント | 還元率 |
---|---|---|---|
プロパー | JCB一般カード | Oki Dokiポイント | 0.5% |
提携 | PayPayカード | PayPayポイント | 1.0% |
楽天カード | 楽天ポイント | 1.0~3.0% | |
イオンカードセレクト | WAONポイント | 0.5~1.0% |
いくつか例をみてみましょう。
- イオンカード
イオングループ対象店舗でいつでもポイントが2倍(1%) - 楽天カード
基本ポイント還元率1%、楽天市場でポイント最大3倍(3%) - dカード GOLD
基本ポイント還元率1%、ドコモ利用料10%還元 - Orico Card THE POINT
基本ポイント還元率1%、入会後6ヶ月間はポイント2倍(2%)
このように、特定のお店などの利用でボーナスポイントが獲得できるため、効率的にポイントを貯められます。
また、ビックカメラSuicaカードのように発行会社のポイント(JREポイント)と提携会社のポイント(ビックポイント)が二重で貯まるものもあります。
プロパーカードのメリット・デメリット
ステータスの高さが魅力のプロパーカードですが、デメリットもあり、万人におすすめとは言えません。
プロパーカードのメリット・デメリットについて知っておきましょう。
- ゴールド・プラチナなどの上位カードを目指せる
- 発行停止などのリスクがない
- 年会費がかかる
- ポイント還元率が低め
ゴールド・プラチナなどの上位カードを目指せる|プロパーカードのメリット
先述したとおり、プロパーカードの大きなメリットはステータスです。
優良なユーザーにはより特典の充実した上位カードを発行するなど、下位カードで利用実績を積むことでランクの高いカードの入手を狙えます。
毎月たくさんカード決済し、支払い遅延などがなければ、ゴールドカードやプラチナカードのインビテーションが送られてくることも。
発行停止などのリスクがない|プロパーカードのメリット
提携カードの場合、提携会社との契約が切れるとクレジットカードの新規発行が停止となり、サービスが改悪されてしまうリスクがあります。
一方、プロパーカードは国際ブランド会社が自社で発行しているため、発行が停止になったりサービスの大幅な変更などが起きにくいのがメリットです。
同じクレジットカードを長く使いたい方にはプロパーカードが向いているでしょう。
年会費がかかる|プロパーカードのデメリット
プロパーカードは一般カードであっても年会費がかかることが多いです。
例えばアメリカン・エキスプレスが発行するアメックス・グリーンは、一般カードでありながら月会費1,100円(年間13,200円)かかります。
その分付帯サービスなどが充実しているのが魅力ですが、サービスを使いこなせなければ年会費が無駄な出費になってしまう可能性もあります。
ポイント還元率が低め|プロパーカードのデメリット
プロパーカードのもう1つのデメリットは、基本のポイント還元率が高くないことです。
たとえばJCBなら0.5%、ダイナースクラブは0.3%程度です。
なお、プロパーカードの中にはポイント還元に特化したものもあります。例えばJCB CARD Wなどが該当します。
ただしJCB CARD Wはプロパーカードでありながら還元率は1.0%と高還元ですが、ポイントに特化しており上位カードへのランクアップがありません。
提携カードのメリット・デメリット
続いて、提携カードのメリット・デメリットについて説明します。
- コストパフォーマンスが高い
- プロパーカードと比べて申し込みやすい
- 国際ブランドのサービスは限定的
- 生活環境の変化で使いにくくなることがある
コストパフォーマンスが高い|提携カードのメリット
提携カードには、年会費無料でありながらポイント還元率が高い高コスパカードが数多くあります。
維持コストをかけなくても普段の支払いで効率よくポイントを貯められるので、1枚持っておくと便利でしょう。
また、提携会社独自の特典が充実しており、百貨店・スーパー・家電量販店など、特定のお店では1.5〜10%程度のポイント還元を受けられるものもあります。
プロパーカードと比べて申し込みやすい|提携カードのメリット
提携カードは、提携会社のサービスを利用してもらうことを目的としていることが多く、入会キャンペーンなどを実施して広く利用者を集めているカードが多いです。
つまり、プロパーカードよりも間口が広く、発行に積極的な傾向があります。
国際ブランドのサービスは限定的|提携カードのデメリット
提携カードでは国際ブランドが提供するサービスの利用が限られています。
同じ国際ブランドのついたカードでも、利用できるサービスには差があるため注意しましょう。
ただし、提携カードは提携会社独自の付帯サービスを利用することができます。
生活環境の変化で使いにくくなることがある|提携カードのデメリット
提携カードの大きな魅力は特定のお店で割引や優待などが受けられる点ですが、引越しなどで利用するお店が変わればメリットが小さくなります。
利用するお店や貯めるポイントが変わると、お得なカードも変わる可能性があります。
引越しが多い方は特に、長く使えるかどうかも検討して選びましょう。
プロパーカードと提携カードどちらがおすすめ?
ここまで紹介したプロパーカード・提携カードの違いを踏まえ、それぞれどんな方に向いているのかを紹介します。
先述したようにプロパーカードと提携カードにはそれぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いと言えるものではありません。
プロパーカードと提携カードを2枚持ちするのも方法の1つです。
普段の支払いでコスパの良い提携カードを使用し、旅行の際にプロパーカードの付帯サービスを利用するといった使い分けもおすすめです。
プロパーカードがおすすめなのはこんな人
- 海外旅行や出張が多い方
- 保険や補償などを重視する方
- ステータスの高いカードが欲しい方
プロパーカードは空港ラウンジサービス・手荷物宅配サービス・宿泊優待など、旅行に関する付帯サービスが充実しているのが特徴です。
さらに、信頼性が高く海外では身分証としても機能します。高いデポジットを支払う心配がないので、海外旅行の際に役立ちます。
また、プロパーカードはショッピング補償といった保険・補償を重視したい方にも適しています。
そして、プロパーカードの大きな魅力はステータスの高さです。
ステータス性を重視したい方、ゴールドカード、プラチナカード、さらにはブラックカードといった上位カードの取得を狙っている方は、プロパーカード一択と言えます。
提携カードがおすすめなのはこんな人
- 年会費を抑えたい方
- ポイント還元率の高さを重視する方
- 特定のお店で買い物をすることが多い方
提携カードは年会費永年無料で保有できるものが数多くあります。
その上基本のポイント還元率が高く、提携サービスでのポイントアップが充実しているため、ポイント重視派には提携カードが適しています。
提携カードの魅力は、提携会社独自の特典にあります。
おすすめのプロパーカード3選
プロパーカードが向いている方は、おすすめのプロパーカードをチェックしましょう!
- JCB CARD W
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ダイナースクラブカード
JCB CARD W
JCB CARD W | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~5.5%※1 |
マイル | 0.6%~ | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | 最短即日(届くのは1週間後)※2 |
※2 モバ即(最短5分)の入会条件は以下2点になります。
【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
JCB CARD Wは、年会費無料・39歳以下限定のJCBプロパーカードです。
JCBオリジナルシリーズ(プロパーカード)の基本ポイント還元率は0.5%ですが、JCB CARD Wならいつでも2倍の1%。
発行は39歳以下に限定されているため、プロパーカードを持ちたいけど審査に通るか不安な若者にもおすすめです。
年会費無料ながら、JCBプラザ・JCBプラザコールセンターなどのJCBのサービスが利用できるのも魅力です。
ただし、JCB CARD Wをいくら利用しても上位カードへのインビテーションは届きません。ステータスが高いプロパーカードというよりは、ポイントに特化したカードという位置付けです。
最大10,000円キャッシュバック
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.3%~1.0% |
マイル | 0.5~1.0% | |
年会費 | 初年度 | 31,900円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 1枚目:無料 2枚目以降:13,200円 |
|
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 935円 |
年会費 | 無料 | |
電子マネー | QUICPay+ | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | |
発行期間 | 最短3営業日 |
アメックスが発行するゴールドカードアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ステータスを求める方にイチ押しです。
年会費は31,900円と、一般的なゴールドカードの実に3倍。しかし、納得のサービスが付帯しています。
- 手厚い海外旅行傷害保険
最高補償額1億円・家族特約付き - プライオリティ・パス
国内外1,300カ所以上の空港VIPラウンジが利用できる会員権 - 国内空港ラウンジ無料サービス
国内主要空港設置のカードラウンジが無料 - 手荷物無料宅配サービス
海外旅行の出発・帰国時に自宅~空港間1つまで荷物を宅配 - エアポート送迎サービス
海外旅行の出発・帰国時に定額料金でタクシー手配
そのほか、キャンセル費用を補償してくれるキャンセル・プロテクション、スマホの故障に備えるスマートフォン・プロテクションなど、保険・補償も充実しています。
海外旅行や出張の多い方におすすめのプロパーカードです。
合計30,000ポイントプレゼント
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.25%~0.4% |
マイル | ANAマイル:1.0% その他航空会社のマイル:0.5% *JALは2,500ポイント=1,000マイル |
|
年会費 | 初年度 | 24,200円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 5,500円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(※1・2の合算額) 1:自動付帯5,000万円 2:利用付帯5,000万円 |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | ダイナースクラブ | |
発行会社 | 三井住友トラストクラブ株式会社 | |
発行期間 | カード到着まで2~3週間ほど |
ダイナースクラブカードは、ダイナースクラブが発行するプロパーカードです。
入会の目安は「27歳以上の方」と間口は狭く、その分海外でも一目置かれるステータスを備えています。
付帯サービスは年会費24,200円以上の充実ぶりです。
- レストラン優待
特定のコース料理が1名分または2名分無料 - 手荷物宅配サービス
海外からの帰国時手荷物を自宅まで配送(年間2個まで) - 手厚い旅行傷害保険
国内外ともに最高補償額1億円 - ゴルフ優待
名門ゴルフコースの手配を行うゴルフデスク
ショッピング・リカバリー(ショッピング保険)は500万円も補償されるので、高額の買い物も安心です。
また、利用可能枠に一律の制限が定められておらず、会員それぞれの状況などによって個別に設定されているのも特徴です。
おすすめの提携カード3選
続いて、おすすめの提携カードを紹介します。
提携カードはとにかく数が多いため、「コスパが高く」「申し込みやすい」という提携カードの特徴を持つ代表的な3枚をピックアップしました。
- 楽天カード
- 三井住友カード(NL)
- Orico Card THE POINT
楽天カード
楽天カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~3.0% |
マイル | 0.5%~ | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円(税込) ※楽天会員ランクがプラチナ以上の場合は無料 |
|
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCB | |
発行会社 | 楽天カード株式会社 | |
発行期間 | 最短1週間 |
楽天カードは、年会費永年無料でポイントが貯まりやすいクレジットカードの代表格です。
基本ポイント還元率が1.0%と高いうえ、ポイントアップサービスが充実しています。
- 楽天市場で常時3%還元
- 楽天トラベルで常時2%還元
- 5と0のつく日は楽天市場還元率+2倍
- 楽天銀行引き落としで楽天市場還元率+1倍
このように、楽天サービスを利用するほどポイントが面白いほど貯まる仕組みです。
貯まったポイントは楽天サービスで使えるほか、楽天カードの支払い充当や投資、楽天ペイでも使えます。
さらに、国際ブランドが4種類から選べるのも高評価ポイント。アメックスカードも含め、全て年会費無料で持てます。
5,000ポイントプレゼント
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL) | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5%~7%※1 |
マイル | 0.25%〜2.5% | |
年会費 | 初年度 | 永年無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 初年度無料 次年度550円(税込) (ETCカード利用のご請求が前年に1回以上の場合、無料) |
|
ポストペイ型電子マネー | iD | |
国際ブランド | Visa、Mastercard | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行期間 | 最短30秒※2 ※最短30秒発行受付時間:9:00~19:30 ※入会には連絡可能な電話番号が必要です。 |
※1 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※2 最短30秒発行受付時間:9:00〜19:30。※ご入会には、ご連絡が可能な電話番号をご用意ください。
三井住友カード(NL)は、三井住友カードが発行する年会費無料クレジットカードです。
Visaカードの老舗ながら、最短30秒発行※や完全ナンバーレスにいち早く対応するなど、時代を先取りしたサービスを提供しています。
※最短30秒受付時間:9:00~19:30 ※お申し込みには連絡可能な電話番号が必要です
ポイント還元率は0.5%と平凡ながら、提携するお店の数が多いのでポイントの貯まりやすさも抜群です。
- 対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済をすると最大7%還元※
※ iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
- 対象のコンビニ・飲食店で家族ポイントに登録した家族数分ポイントアップ
- 選んだお店でポイント2倍
- SBI証券の投信積立サービスで0.5%還元
対象コンビニ・飲食店をよく利用する方なら、発行して損はないでしょう。
Orico Card THE POINT
Orico Card THE POINT | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~ |
マイル | 0.5%~ | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | iD、QUICPay | |
国際ブランド | Mastercard、JCB | |
発行会社 | 株式会社オリエントコーポレーション | |
発行期間 | 最短8営業日(オンライン申込) |
Orico Card THE POINTは、年会費永年無料かつポイントが高還元で貯められるクレジットカードです。
100円の利用につき1ポイント返ってくるので、常にポイント還元率は1%。
さらに入会後6ヶ月間はポイント還元率2%になるため、高額の買い物の前に発行すれば大量のポイントゲットが叶います。
維持コストがかからないので1枚持っておくと便利でしょう。
違いを知って自分に合った1枚を見つけよう
プロパーカードと提携カードの違いについて改めて確認しましょう。
- JCB・アメックス・ダイナースクラブが直接発行するクレジットカード
- ステータス・年会費が高い
- サービスが充実している
- 一般~プラチナまでラインナップが豊富
- 年会費無料カードが多い
- 提携する会社のサービスの優待がある
- 申し込みやすいカードも多い
- おすすめは楽天カード・三井住友カード(NL)など
プロパーカードと提携カードの最大の違いは、カードの発行元です。
プロパーカードは国際ブランド会社が直接発行するカード、提携カードはクレジットカード会社が他の会社と提携して発行するカードのことです。
プロパーカードは海外旅行や出張によく行く方や、ステータス性を重視する方におすすめです。
提携カードは維持コストをかけずポイントを効率よく貯めたい方や、よく利用するお店が決まっている方に適しています。
それぞれの違いを理解し、自分に合った1枚を見つけてくださいね。