クレジットカードは大きくプロパーカードと提携カードに分けられます。
しかし、いまいち違いが分からない、どちらが合っているのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
そこで、プロパーカードと提携カードの違いについて解説します。それぞれの特徴やおすすめな人についても説明するので、ぜひ参考にしてくださいね。
- プロパーカードは国際ブランド会社が直接発行するカード
- 提携カードはクレジットカード会社が他の会社と提携して発行するカード
- プロパーカードはステータス性が高く、旅行保険や空港サービスなどが充実
- 提携カードは安い年会費でポイントが貯めやすく、提携会社独自の特典が充実
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | 三井住友カード(NL)![]() | JCB CARD W![]() | アメックスグリーン![]() | JCBゴールド![]() | 楽天プレミアムカード![]() | dカード GOLD![]() | セゾンプラチナ・ビジネス アメリカン・エキスプレス(R)・カード ![]() | リクルートカード![]() |
年会費 | 無料 | 無料 | 13,200円 | 11,000円 初年度無料 | 11,000円 | 11,000円 | 22,000円 条件付きで11,000円 | 無料 |
還元率 | 0.5%~5.0% | 1.0%~5.5% | 0.3%~1.0% | 0.5%~5.0% | 1.0%~5.0% | 1.0%~10% | 0.5%〜1.0% | 1.2%~4.2% |
国際ブランド | VISA、Mastercard | JCB | American Express | JCB | VISA、Mastercard、 JCB、American Express | VISA、Mastercard | American Express | JCB |
キャンペーン | 最大6,500円相当 プレゼント | Amazon利用で 最大12,000円 キャッシュバック | 合計15,000ポイント プレゼント | Amazon利用で最大25,000円 キャッシュバック | 最大5,000ポイント プレゼント | 最大22,000ポイント プレゼント | 最大9,000円相当 プレゼント | 最大6,000円相当 プレゼント |
申込対象 | 18歳以上 | 39歳以下 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 個人の方も申込可能 | 18歳以上 |
発行スピード | 最短即日 | 最短3営業日 | 1~3週間 | 最短即日 ※最短即日発行は平日11時までの申し込み。 | 最短3営業日 | 最短5営業日 | 最短3営業日 | 1~2週間 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |

プロパーカード・提携カードとは
クレジットカードには、プロパーカードと提携カードがあります。
- プロパーカード:国際ブランド会社が直接発行するオリジナルのカード
- 提携カード:クレジットカード会社が他の会社と提携して発行するカード
このように、プロパーカードと提携カードはカードを発行している会社によって分類されます。
では、それぞれの概要についてもう少し詳しくみていきましょう。
プロパーカードの特徴
プロパーカードは、国際ブランドが直接発行している独自のクレジットカードのことです。
国際ブランドとは、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、銀聯(Union Pay)などのことを指します。
これらは6大国際ブランドと言われますが、このうちプロパーカードを発行しているのは以下の3つの国際ブランドです。
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
VISAやMastercardはプロパーカードを発行していません。
VISAやMastercardが付いたクレジットカードは、国際ブランドがライセンスを提供して企業が発行しているカードであり、プロパーカードとは言いません。
そのため、プロパーカードを保有したい場合はJCB・アメリカン・エキスプレス・ダイナースクラブの3つから選ぶことになります。
プロパーカードはステータスが高く、手厚いサービスが受けられるカードが多いのが特徴です。
広い意味でプロパーカードに分類されるものも
先述したとおり、プロパーカードは国際ブランド会社が直接発行しているクレジットカードのことです。
しかし広い意味では、クレジットカード会社が他の会社と提携することなく独自で発行しているカードもプロパーカードと言われます。
日本には主に以下のようなカード会社があります。
- 楽天カード株式会社
- 三井住友カード株式会社
- 三菱UFJニコス株式会社
- 株式会社オリエントコーポレーション
- 株式会社エポスカード
カード発行会社とは、カード入会審査、発行、利用料の請求などを行う会社です。もっとも馴染みがある存在ですね。
これらの会社が他社と提携せずに発行するカードも、プロパーカードに含める場合があります。
国際ブランドはこれらの会社にライセンスを発行し、決済システムを貸し出ししています。
この記事では、狭義のプロパーカードのみをプロパーカードとみなして説明します。
提携カードの特徴
提携カードとはクレジットカード会社が国際ブランド会社だけでなく他の会社と提携して発行するクレジットカードのことです。
コンビニエンスストア・スーパー・百貨店・家電量販店・航空会社など、さまざまな企業と提携して発行されており、日本に流通するクレジットカードの大多数が提携カードです。
提携カードは、年会費が無料のものも多く、提携会社ならではの独自の特典が受けられるのが特徴です。
提携会社のサービスを利用してもらうことなどを目的に発行されているため、特定のお店で割引が受けられたりポイントが貯まりやすかったりと、カードごとにさまざまな特典が利用できます。
具体的には、以下のようなクレジットカードが提携カードです(括弧内は提携会社×カード発行会社)。
- dカード(ドコモ×三井住友カード)
- ファミマTカード(ファミリーマート×ポケットカード)
- ビックカメラSuicaカード(ビックカメラ×ビューカード)
- ANAカード(ANA×三井住友カード)
プロパーカードと提携カードを比較
この章では、プロパーカードと提携カードの違いについて、以下の視点から解説します。
- 年会費の違い
- 審査の違い
- ステータス性の違い
- 特典・サービスの違い
- ポイント還元の違い
あくまで“傾向”であり、一概に当てはめることはできない点に注意して読み進めてくださいね。
年会費の違い
プロパーカードは、提携カードと比べて年会費が高いことが多いです。
アメリカン・エキスプレスの国際ブランドが付いたプロパーカードと提携カードを比較してみましょう。
ランク | カード名 | 年会費 |
---|---|---|
プロパーカード | アメリカン・エキスプレス・カード | 13,200円 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 31,900円 | |
プロパーカード | セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | 3,300円(初年度無料) |
セゾンゴールド・ アメリカン・エキスプレス(R)・カード | 11,000円(初年度無料) |
「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」はクレディセゾンが発行する提携カードです。
一般カード・ゴールドカード・プラチナカードといったランクによっても異なりますが、一般的にプロパーカードの年会費よりも安い傾向にあります。
プロパーカードは一般カードであっても年会費がかかることが多いです。
一方で、提携カードは年会費が無料のカードも数多くあります。
例えばdカードの場合、一般カードは年会費永年無料、ゴールドカードは年会費11,000円です。
審査の違い
プロパーカードは、提携カードと比べて審査基準が厳しい傾向にあります。
申し込み資格が厳しく、年齢要件だけでなく安定した収入が求められることが多いです。パートやアルバイトの場合申し込めないカードもあります。
一方、一概には言えませんが、年会費無料の提携カードは高校生を除く18歳以上であれば誰でも申し込めるものも多く、学生やパート・アルバイトでも作りやすいのが特徴です。
提携カードは、入会キャンペーンを行うなど広く利用者を募集しているケースも多くあります。
ステータス性の違い
プロパーカードは、提携カードよりもステータスが高いのが特徴です。
提携カードは一般カードのみの場合も多く、プラチナランクのカードまでは用意されていません。
一方でプロパーカードは、一般・ゴールド・プラチナ・ブラックなど、グレードに応じたカードがそろっているものが多いです。
プロパーカードなら下位カードで利用実績を積むことで、ステータスの高い上位カードの取得を狙えます。
特典・サービスの違い
プロパーカードは国際ブランド会社が直接発行しているカードなので、会員には国際ブランド各社のサービスが提供されます。
海外・国内旅行傷害保険・ショッピング補償やホテル・レジャー優待などさまざまなサービスが付帯されています。
特に、ゴールドカード以上の上位カードになると、空港ラウンジサービス・手荷物宅配サービス・コンシェルジュサービスなど手厚いサービスを受けられるのが特徴です。
例えばJCBの場合、以下のようなサービスがあります。JCBが直接提供するサービスのほか、オフィシャルスポンサーである東京ディズニーリゾートの特典も利用できます。
- JCB空港優待ガイド
国内主要国際空港内のJCBおすすめ加盟店で優待が受けられる - JCBプラザコールセンター(日本)
現地JCB加盟店のレストラン・エステ・オプショナルツアーなどを電話で予約できる - JCBプラザコールセンター(海外)
海外旅行中の事故・緊急時に電話で24時間相談できる - JCBプラザ
海外に設置されたサービス窓口 - 東京ディズニーリゾート特典
東京ディズニーリゾート・パークチケットが当たるキャンペーンやイベントの招待などの特典
一方で、提携カードは国際ブランド各社の付帯サービスをすべて利用することができません。券面にJCBのマークがついたカードでも、上記のサービスが使えないものがあります。
ただし、提携カードは提携会社ならではの独自の特典が利用できます。提携カードの特典について、いくつか例をみてみましょう。
- dカード
携帯電話の紛失・盗難・修理不能などに備えられる「dカードケータイ補償」が付帯 - ビックカメラSuicaカード
ビックカメラの買い物でポイントが最大11.5%還元 - イオンカードセレクト
毎月20・30日の「お客さま感謝デー」にイオングループでの買い物が5%オフ - セブンカードプラス
毎月8・18・28日の「ハッピーデー」にイトーヨーカドーで買い物すると5%オフ - リクルートカード
リクルート系サービスでポイント最大4.2%還元
このように、提携カードのサービス・特典は提携会社によりさまざまですが、提携会社での買い物がお得になるケースが多いです。
よく利用する特定のお店があるなら、そのお店の特典が充実している提携カードを選ぶとお得です!
ポイント還元の違い
プロパーカードは、提携カードよりも基本のポイント還元率が低い傾向にあります。
例えば、JCBのプロパーカードの場合、基本のポイント還元率は0.5%です。
一方で提携カードは、年会費無料でありながらポイント還元率が1.0%以上のカードも多くあります。
どこで利用しても1%以上でポイントを貯められるだけでなく、ポイントアップサービスが充実しているのも特徴です。
いくつか例をみてみましょう。
- イオンカード
イオングループ対象店舗でいつでもポイントが2倍(1%) - 楽天カード
通常ポイント還元率1%、楽天市場でポイント最大3倍(3%) - Amazon Mastercardゴールド
Amazonでの買い物が最大2.5% - Orico Card THE POINT
通常ポイント還元率1%、入会後6ヶ月間はポイント2倍(2%)
このように、特定のお店などの利用でボーナスポイントがもらえるため、効率的にポイントを貯めることができます。
また、ビックカメラSuicaカードのように発行会社のポイント(JREポイント)と提携会社のポイント(ビックポイント)が二重で貯まるものもあります。
プロパーカードのメリット・デメリット
ステータス性の高さが魅力のプロパーカードですが、デメリットもあります。
プロパーカードのメリット・デメリットについて知っておきましょう。
プロパーカードのメリット
プロパーカードの主なメリットは以下のとおりです。
- ゴールド・プラチナなどの上位カードを目指せる
- 発行停止などのリスクがない
ゴールド・プラチナなどの上位カードを目指せる
先述したとおり、プロパーカードの特長はステータス性です。
ゴールドカード・プラチナカードといった上位カードがそろっており、下位カードで利用実績を積むことでランクの高いカードの入手を狙えます。
支払い遅延などがなくカードの利用状況が良いと、ゴールドカードやプラチナカードのインビテーションが送られてくることもあります。
今後ステータス性の高いカードを持ちたいと考えているなら、まずはプロパーカードの一般カードに入会して、ランクアップを目指すと良いでしょう。
発行停止などのリスクがない
提携カードの場合、提携会社との契約が切れるとクレジットカードが停止になり利用できなくなってしまうリスクがあります。
一方、プロパーカードは国際ブランド会社が自社で発行しているため、発行が停止になったりサービスの大幅な変更などが起きにくいのがメリットです。
同じクレジットカードを長く使いたい、という方にとってはメリットだと言えるでしょう。
プロパーカードのデメリット
プロパーカードには以下のようなデメリットがあります。
- 年会費がかかる
- ポイント還元率が低め
年会費がかかる
プロパーカードは一般カードであっても年会費がかかることが多いです。
例えばアメリカン・エキスプレスが発行するアメックス・グリーンは、一般カードでありながら年会費が13,200円かかります。
その分付帯サービスなどが充実しているのが魅力ですが、サービスを使いこなせなければ年会費が無駄な出費になってしまう可能性もあります。
年会費と必要なサービスのバランスを見て、よく検討して選んでくださいね。
ポイント還元率が低め
プロパーカードのもう1つのデメリットは、基本のポイント還元率が高くないことです。JCBなら0.5%、ダイナースクラブは0.3%となっています。
提携カードの場合、基本のポイント還元率が1.0%程度のものも多く、ポイントアップサービスも充実しています。
そのため、ポイント還元率を重視するなら提携カードの方がおすすめです。
ただし、プロパーカードの中にはポイント還元に特化したものもあります。例えばJCB CARD Wなどが該当します。
JCB CARD Wはプロパーカードでありながら還元率は1.0%と高還元ですが、ポイントに特化しており上位カードへのランクアップがありません。
提携カードのメリット・デメリット
続いて、提携カードのメリット・デメリットについて説明します。
提携カードのメリット
提携カードには以下のようなメリットがあります。
- コストパフォーマンスが高い
- プロパーカードと比べて申し込みやすい
コストパフォーマンスが高い
提携カードには、年会費無料でありながらポイント還元率が高いカードが数多くあります。
維持コストをかけず普段の支払いで効率よくポイントを貯められるので、コストパフォーマンスが高く、1枚持っておくと便利です。
また、提携会社独自の特典が充実しており、百貨店・スーパー・家電量販店など、特定のお店では1.5〜10%程度のポイント還元を受けられるものもあります。
よく買い物するお店が決まっているなら、そのお店の提携カードは検討に価すると思います。
プロパーカードと比べて申し込みやすい
プロパーカードはステータス性が高く、提携カードと比べて審査難易度が高い傾向にあります。
一方で提携カードは、提携会社のサービスを利用してもらうことを目的としているケースが多く、入会キャンペーンなどを実施して広く利用者を集めているカードが多いです。
例えばエポスカードは、マルイでの優待が充実している主婦や若い世代が主なターゲットとするクレジットカードです。
こういった点から、提携カードは比較的申し込みやすいと考えられます。
提携カードのデメリット
一方で、提携カードには以下のようなデメリットがあります。
- 国際ブランドのサービスは限定的
- 生活環境の変化で使いにくくなることがある
国際ブランドのサービスは限定的
提携カードの場合、国際ブランドが提供するサービスの利用が限られています。
同じ国際ブランドのカードでも、利用できるサービスには差があるため注意しましょう。
ただし、提携カードは提携会社独自の付帯サービスを利用することができます。国際ブランドと提携会社のサービスをどちらも利用できるカードもありますよ。
カードの内容や利用できるサービスをしっかり確認したうえで自分に合っているかどうかを検討してくださいね。
生活環境の変化で使いにくくなることがある
提携カードの大きな魅力は、特定のお店で割引や優待などが受けられる点です。
よく利用するお店が決まっている方にとっては大きなメリットですが、引越しなどで周辺環境が変わると利用するお店も変わりますよね。
利用するお店や貯めるポイントが変わると、今まで使っていたカードがお得にならないケースがあります。
引越しが多い方は特に、今後も使えるかどうかもじっくり検討して選んでくださいね。
プロパーカードと提携カードどちらがおすすめ?
ここまで紹介したプロパーカード・提携カードの違いを踏まえ、それぞれどんな人に向いているのかを紹介します。
先述したようにプロパーカードと提携カードにはそれぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いと言えるものではありません。
プロパーカードと提携カードを2枚持ちするのも方法の1つです。
普段の支払いでポイント還元率が高く維持コストの安い提携カードを使用し、旅行の際にプロパーカードの付帯サービスを利用するといった使い分けもおすすめです。
うまく組み合わせて利用することも検討してみてくださいね。
プロパーカードがおすすめなのはこんな人
- 海外旅行や出張が多い方
- 保険や補償などを重視する方
- ステータスの高いカードが欲しい方
プロパーカードは空港ラウンジサービス・手荷物宅配サービス・宿泊優待など、旅行に関する付帯サービスが充実しているのが特徴です。
海外・国内旅行傷害保険も提携カードと比べて手厚い傾向にあるため、海外旅行や出張が多い方はプロパーカードを持っておくと便利です。
信頼性が高く海外では身分証としても機能します。高いデポジットを支払う心配がないので、海外旅行の際に役立ちます。
また、プロパーカードはショッピング補償といった保険・補償を重視したい方にも適しています。
そして、プロパーカードの大きな魅力はステータスの高さです。
ステータス性を重視したい方、ゴールドカード、プラチナカード、さらにはブラックカードといった上位カードの取得を狙っている方は、プロパーカード一択と言えます。
提携カードがおすすめなのはこんな人
- 年会費を抑えたい方
- ポイント還元率の高さを重視する方
- 特定のお店で買い物をすることが多い方
プロパーカードは一般カードであっても年会費がかかることが多いですが、提携カードは年会費永年無料で保有できるものが数多くあります。
基本のポイント還元率が高い傾向にあり、提携会社ならではのポイントアップサービスが充実しているのも特徴です。
そのため、リーズナブルな年会費でポイントを効率よく貯めたい方には、提携カードが適しています。
また、提携カードは提携会社ならではの独自の特典を受けられるのが大きな魅力です。
スーパー・コンビニ・家電量販店など特定のお店での割引・優待などが充実しているので、よく買い物するお店が決まっているなら、提携カードはお得に利用できおすすめです。
おすすめのプロパーカード3選
この章では、おすすめのプロパーカードを紹介します。
- JCB CARD W
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ダイナースクラブカード
JCB CARD W
JCB CARD W | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~5.5% |
マイル | 0.6%~ | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | 最短3営業日発行(届くのは1週間後) |
JCB CARD Wは、JCBが発行する39歳以下限定のプロパーカードです。
JCBのプロパーカードの基本ポイント還元率は0.5%ですが、JCB CARD Wならいつでも2倍の1%でポイントを貯めることができます。
入会後3ヶ月間はポイントが4倍になり、また優待店「JCBオリジナルシリーズパートナー」の利用でボーナスポイントがもらえます。
年会費は無料。安い年会費でポイントも貯めやすいプロパーカードを持ちたい、という方におすすめです。
39歳以下限定なので、プロパーカードを持ちたいけど審査に通るか不安、といった若い世代の方でも比較的申し込みやすいですよ。
JCBプラザ・JCBプラザコールセンターなどのJCBのサービスが利用できるのも魅力です。
ただし、JCB CARD Wは上位カードへのインビテーション対象外です。ステータスが高いプロパーカードというよりは、ポイントに特化したカードという位置付けです。
最大12,000円キャッシュバック
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.3%~1.0% |
マイル | 0.5~1.0% | |
年会費 | 初年度 | 31,900円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 1枚目:無料 2枚目以降:13,200円 |
|
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 935円 |
年会費 | 無料 | |
電子マネー | QUICPay+ | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | |
発行期間 | 最短3営業日 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、アメリカン・エキスプレスが発行するプロパーカードです。
ステータス性が高く、年会費は31,900円ですが、ゴールドカードならではのサービスが充実しています。
手荷物無料宅配サービス、エアポート送迎サービス、空港ラウンジサービス、プライオリティ・パスなどが利用可能です。
手荷物無料宅配サービスではスーツケース1個を無料で配送してくれます。
また、通常99米ドル(≒約10,500円)かかるプライオリティ・パスに無料で登録でき、国内外1,200ヶ所以上の空港ラウンジを利用できます。
そのほか最高1億円の海外旅行傷害保険やコンサートなどのキャンセル費用を補償してくれるキャンセル・プロテクションなど、保険・補償も充実していますよ。
海外旅行や出張の多い方におすすめのプロパーカードです。
合計35,000ポイントプレゼント
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.25%~0.4% |
マイル | ANAマイル:1.0% その他航空会社のマイル:0.5% *JALは2,500ポイント=1,000マイル |
|
年会費 | 初年度 | 24,200円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 5,500円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(※1・2の合算額) 1:自動付帯5,000万円 2:利用付帯5,000万円 |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | ダイナースクラブ | |
発行会社 | 三井住友トラストクラブ株式会社 | |
発行期間 | カード到着まで2~3週間ほど |
ダイナースクラブカードは、ダイナースクラブが発行するプロパーカードです。
審査基準は公表されていませんが、入会の目安は27歳以上の方となっています。
年会費24,200円とコストはかかりますが、ステータスはピカイチ。海外でも一目置かれるステータスカードです。
さらに付帯サービスも年会費以上の充実ぶり。最高1億円の海外・国内旅行傷害保険や年間500万円を限度とするショッピング・リカバリーなど手厚い補償・保険が付いています。
レストランの優待・高級ホテルの宿泊優待・空港送迎サービス・ゴルフのレッスン割引など、その他優待も充実しています。
また、利用可能枠に一律の制限が定められておらず、会員それぞれの状況などによって個別に設定されているのも特徴です。
最大10万円キャッシュバック
おすすめの提携カード3選
続いて、おすすめの提携カードを紹介します。
提携カードはとにかく数が多いため、「コスパが高く」「申し込みやすい」という提携カードの特徴を持つ代表的な3枚をピックアップしました。
- 楽天カード
- 三井住友カード デビュープラス
- Orico Card THE POINT
楽天カード
楽天カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~3.0% |
マイル | 0.5%~ | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 ※楽天会員ランクがプラチナ以上の場合は無料 |
|
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | VISA、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCB | |
発行会社 | 楽天カード株式会社 | |
発行期間 | 最短1週間 |
楽天カードは、年会費永年無料でポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
基本のポイント還元率が1.0%と高く、ポイントアップサービスが充実しています。
楽天市場で最大3%還元、楽天トラベルで最大2%還元など、楽天系サービスを利用するほどポイントが貯まる仕組みです。
貯まったポイントは楽天のサービスで使えるのはもちろん、楽天カードの支払いに充てたり他社のポイントに移行することもでき、使いやすいという魅力もあります。
年会費無料でありながら海外旅行傷害保険が付帯しており、不正検知システム・カード利用お知らせメールなどセキュリティ対策もしっかりしているコストパフォーマンスの高いカードです。
5,000ポイントプレゼント
三井住友カード デビュープラス
三井住友カード デビュープラス | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~3.0% |
マイル | 0.6%~ | |
年会費 | 初年度 | 1,375円 |
2年目以降 | 1,375円 ※年1回利用で無料に |
|
家族カード | 初年度:無料 2年目以降:440円 ※前年に1回以上の買物利用があった場合、翌年も無料 |
|
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 ※初年度無料 ※前年度に1回以上の利用で翌年度無料 |
|
電子マネー | iD | |
国際ブランド | VISA | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行期間 | 最短翌営業日発行 ※オンライン申込なら最短5分でカード番号発行 |
三井住友カード デビュープラスは、初めてクレジットカードを持つ方にもおすすめの18~25歳限定のクレジットカードです。
初年度年会費無料で、2年目から1,375円の年会費がかかりますが、年に1回以上利用していれば翌年以降も無料で利用できます。
実質年会費永年無料で利用することができるため、維持コストがかからず持ちやすいです。
また、ポイントが常に通常の2倍、つまり1%の還元率で貯まります。さらに入会後3ヶ月間は5倍と高還元です。
そのほか、選んだお店でポイントが2倍になるなどポイントサービスが充実しています。
さらに、26歳になると自動で20代限定の三井住友カード プライムゴールドへのランクアップが可能。空港ラウンジ・専用デスクなどゴールドカードならではのサービスが使えます。
Orico Card THE POINT
Orico Card THE POINT | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~ |
マイル | 0.5%~ | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | iD、QUICPay | |
国際ブランド | Mastercard、JCB | |
発行会社 | 株式会社オリエントコーポレーション | |
発行期間 | 最短8営業日(オンライン申込) |
Orico Card THE POINTは、年会費永年無料かつポイントが高還元で貯められるクレジットカードです。
100円の利用につき1ポイント、つまり常にポイント還元率1%以上で貯められます。
入会後6ヶ月間はポイント還元率2%になり、普段の支払いで効率よくポイントが貯まります。
ETCカードや家族カードも無料で発行可能です。また、iD・QUICPayを両搭載しており、Apple Payに登録しておけばあらゆる場所でスマホ1台さえあれば決済できます。
会員限定のショッピングモール「オリコモール」を経由して買い物すれば、ボーナスポイントがもらえるなどさらにお得に利用できますよ。
維持コストがかからないので1枚持っておくと便利です。
違いを知って自分に合った1枚を見つけよう
プロパーカードと提携カードの違いについて改めて確認しましょう。
- プロパーカードは国際ブランド会社が直接発行するカード
- 提携カードはクレジットカード会社が他の会社と提携して発行するカード
- プロパーカードはステータス性が高く、旅行保険や空港サービスなどが充実
- 提携カードは安い年会費でポイントが貯めやすく、提携会社独自の特典が充実
プロパーカードと提携カードの最大の違いは、カードの発行元です。
プロパーカードは国際ブランド会社が直接発行するカード、提携カードはクレジットカード会社が他の会社と提携して発行するカードのことです。
プロパーカードは海外旅行や出張によく行く方や、ステータス性を重視する方におすすめです。
提携カードは維持コストをかけずポイントを効率よく貯めたい方や、よく利用するお店が決まっている方に適しています。
それぞれの違いを理解し、自分に合った1枚を見つけてくださいね。