プロパーカードと提携カード?どう違ってどっちがおすすめか比較してみた

クレジットカードについて調べていると「プロパーカード」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

プロパーカードは国際ブランドが直接発行しているカードです。

一方、クレジットカード会社とさまざまな企業が提携して発行しているカードは「提携カード」と呼ばれています。

プロパーカードと提携カードには年会費や付帯サービス、ステータス性など、いくつか違いがあります。

本記事ではプロパーカードと提携カードの違いを比較し、それぞれどういった人におすすめなのかを解説します。

プロパーカードと提携カードの違い
  • プロパーカードは国際ブランドが直接発行しているカード
  • 提携カードは他の企業と提携して発行しているカード
  • 一般的に提携カードのほうが年会費が安い
  • ステータスや付帯サービスはプロパーカードが優れている
  • 提携カードは提携企業独自の特典を受けられる
  • 提携カードはポイントが貯まりやすい

タイトル画像引用元:JCBカードの基本|クレジットカードなら、JCBカード

プロパーカードとは

AMERICAN EXPRESS CARD

画像引用元:アメリカン・エキスプレス・カードのサービス – クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)

プロパーカードとは、国際ブランドが直接発行しているクレジットカードのことです。

通常、クレジットカードはカード会社と国際ブランドが提携してカードを発行します。

しかし、プロパーカードは他の会社と提携せず国際ブランド会社自身が発行しています。

主要な国際ブランドのうち、プロパーカードを発行しているのは以下の3つです。

  • JCB
  • アメリカン・エキスプレス
  • ダイナースクラブ

日本でも知名度が高い「VISA」と「MaterCard」は、プロパーカードがありません。

ただ、大手クレジットカード会社が他の企業と提携せずに発行するカードもプロパーカードに含まれることがあります。

例えば三井住友カードやクレディセゾンなどが発行するカードは厳密にはプロパーカードではありませんが、これらもプロパーカードとして扱われることがあります。

提携カードとは

famima tcard_point JCB

画像引用元:カードをつくる|カード・ポイント|ファミリーマート

提携カードはクレジットカード会社が他の企業と提携して発行しているクレジットカードです。

現在日本では、以下のような提携カードが主にあります。

  • dカード(ドコモ+三井住友カード)
  • ファミマTカード(ファミリーマート+ポケットカード)
  • JMBローソンPontaカード(ローソン+クレディセゾン)
  • ANA VISAカード(ANA+三井住友カード)
  • Amazon MasterCard(Amazon+三井住友カード)
  • ビックカメラSuicaカード(ビックカメラ+Viewカード)

提携カードは提携企業独自の特典がついているのが特徴です。

例えばファミマTカードをファミリーマートで、JMBローソンPontaカードをローソンで利用するとそれぞれポイント還元率が4倍になります。

提携企業独自の特典を用意することでその企業のサービスを利用する人を増やすことが、提携カードを発行する主な目的です。

プロパーカードと提携カードの違い

繰り返しになりますが、プロパーカードは国際ブランドが発行しているカード、提携カードは他の企業と提携して発行しているカードです。

他にも、プロパーカードと提携カードには以下のような違いがあります。

  • 年会費は提携カードのほうが安いことが多い
  • ステータスはプロパーカードが高い
  • プロパーカードは付帯サービスが充実
  • 提携カードは企業独自のサービスが豊富
  • 提携カードはポイントを貯めやすい

それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。

年会費は提携カードよりプロパーカードの方が高い

プロパーカードと提携カードの違いの1つとして年会費が挙げられます。

年会費はカードの種類やグレードにもよってさまざまですが、プロパーカードは年会費が有料かつ高額な傾向にあります。

JCBカード、アメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブカードそれぞれの年会費を比較してみましょう。

カード名一般カードゴールドカード
JCBカード初年度:無料
2年目以降:1,250円(+税)
初年度:無料
2年目以降:10,000円(+税)
アメリカン・エキスプレス・カード12,000円(+税)29,000円(+税)
ダイナースクラブカード−(※)20,000円(+税)

※ダイナースクラブカードには一般カードはありません。

このように、プロパーカードには年会費が無料のカードがありません。

JCBカードは初年度無料かつ年会費も比較的安価ですが、ゴールド以上はやはり1万円を超える年会費がかかります。

また、特にアメックスは一般カードでも12,000円(+税)、ゴールドカードなら29,000円(+税)と高額です。

一方、提携カードの場合は一般カードなら年会費無料のカードがたくさんあります。

ゴールドカードもプロパーカードと比べると年会費が安いケースがほとんどです。

例えば楽天カードは一般カードは年会費無料、ゴールドカードでも年会費は2,000円(+税)です。

高ステータスなのは提携カードよりプロパーカード

プロパーカードは提携カードよりもステータス性が高いというメリットがあります。

提携カードと比べ、プロパーカードは審査が厳しいです。

さらに、さきほど解説した通りプロパーカードは基本的に年会費がかかります。

特にアメックスとダイナースクラブは年会費が高く、所有するには経済的余裕も必要です。

プロパーカードを持っているということは厳しい審査を通過し、なおかつ高い年会費を支払う能力があることの証明でもあります。

プロパーカードは付帯サービスが充実

空港ラウンジ
プロパーカードは付帯サービスが充実しているのも特徴です。

一般カードでも旅行傷害保険(国内/海外)やショッピング保険がついています。

ゴールドカードやプラチナカードになるとラウンジ優待や荷物の配送など、さらに充実したサービスを受けられます。

提携カードの一般カードでは付帯サービスがついていることが少ないです。

ゴールド以上のカードでも補償額が低かったり、ラウンジ優待が使える空港が少なかったりと、プロパーカードほどは充実していません。

提携カードは企業独自の特典が豊富

付帯サービスはプロパーカードのほうが提携カードより充実しています。

一方、提携カードは提携している企業独自の特典が豊富である点が特徴です。

独自の特典がある提携カードの一例をまとめてみました。

  • 楽天カード:引き落とし口座を楽天銀行にすると金利が2倍
  • Amazon MasterCardゴールド:Amazonプライムの会員費が無料
  • dカード:ドコモのスマホ代が170円割引
  • Yahoo!JAPANカード:スマホ決済サービス「PayPay」の残高をチャージ可能

特定の企業のサービスをよく使う人は、その企業の提携カードを使うとお得です。

提携カードはポイントを貯めやすい

dポイントクラブ

画像引用元:dポイントクラブ[dPOINT CLUB/dポイントカード]| NTTドコモ

プロパーカードと提携カードではポイントの貯めやすさに差があります。

プロパーカードは基本的にポイント還元率が低いです。

例えばJCBカードは0.5%、アメリカン・エキスプレス・カードは0.3%です。

一方、提携カードは年会費無料でもポイント還元率が1%以上のカードがたくさんあります。

  • 楽天カード:1%(100円につき1ポイントの楽天スーパーポイント)
  • Amazon MasterCard:1%(100円につき1ポイントのAmazonポイント)
  • dカード:1%(100円につき1ポイントのdポイント)
  • Yahoo!JAPANカード:1%(100円につき1ポイントのTポイント)
  • REX CARD:1.25%(2,000円につき25ポイントのREX POINT)

また、提携カードは提携企業のサービスを利用することでさらにポイントが貯まることが多いです。

例えば楽天市場で楽天カードを利用するとポイントが+2倍になります。

同様にAmazon MasterCardはAmazonで利用すると還元率が1%から2%にアップします。

楽天サービスを利用する人は楽天カード、Amazonを利用する人はAmazon MasterCardを使うとお得になる、ということですね。

次のページではプロパーカードと提携カードがそれぞれどのような人におすすめなのかを解説します。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの全て|最強の理由